フィリピン語学留学!英語とともに歴史も学ぼう(先史時代編)

フィリピン語学留学!英語とともに歴史も学ぼう(先史時代編)

ブログ「DIY English」の製作者「大葉かむ」です。

現在、フィリピンに語学留学をしているわけですが、語学留学の目的の一つとして、その国の文化に触れることを考えている方は多いのではないでしょうか。

私もその一人です。

さて、フィリピンには多くの歴史的観光地がたくさんあります。しかし、私たち日本人は有名という一言だけで観光地を決めていることが多々ありますよね。

しかし、せっかくの長期語学留学なのですから、歴史についても触れてみてはいかがでしょうか?

ということで、フィリピンの先史時代(せんしじだい:Prehistory)について説明します。

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1. 先史時代とは?

Human Evolution

先史時代とは、文字を使用する前の人類の期間をいいます。

私たち人類は生物の分類上、「ヒト」になります。ヒト科は現生種としては、私たち1種だけです。しかし人類とは、すでに死滅したヒト科も含んだ広い範囲を指します。

ちなみに歴史の教科書で習った「ホモ・サピエンス」が私たちです。

Homo Sapiens

次に、人類の進化(human evolution)ですが、ホモ・サピエンスが誕生するまでの生物学的進化の過程を意味します。この人類の進化ですが、現在「アフリカ単一起源説」と「多地域進化説」の2つの説が存在します。

アフリカ単一起源説とは、ホモ・サピエンスが進化し、世界中に拡散した後にホモ・エレクトゥスとホモ・ネアンデルターレンシスに取って代わったとされる説です。

多地域進化説とは、世界中に分散した単一のヒト属が各地でそれぞれホモ・サピエンスに進化したとされる説です。

フィリピンの先史時代においては、その人類の進化の過程は空白期間となっているため、あまり重要視する必要はないと思います。

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2. フィリピンの先史時代

Prehistory

最近、フィリピンのルソン島にあるカヤオ洞窟で、人類の祖先の遺骨が見つかり、新種であることがわかりました。その新種は、ホモ・ルソネンシス(Homo luzonensis)と名づけられ、東南アジアの地域で人類が独自に進化した可能性があるとされています。

このホモ・ルソネンシスは、50万年前には生存されていたとされており、東南アジアで最古となります。つまり、ここからフィリピンの歴史がスタートします。

次に、40万年前にホモ・エレクトス(Homo erectus)種に属する人々がフィリピンに侵入、5万5千年前にホモ・サピエンスが生存(侵入)していたということで、フィリピンの侵略的な歴史は先史時代からすでに始まっていたわけです。

この辺りの期間は、歴史的に空白になりますが、4万年前に大きく変化が見られます。それがネグリト人(Negrito)の定住の開始です。

このネグリト人は今現在も生存しており、東南アジアに住む身長が小柄な少数民族を指します。そして、ネグリト人はマレー系民族が広がる前の先住民族であると考えられています。実際、4千5年前には台湾からの複数のオーストロネシア人(原始マレー人)の移住が確認さており、真実味があります。

また、この際にネグリト人は、オーストロネシア人によって住みやすい土地を追われ、山奥へと移住させられることとなりました。しかし、これは悪いことばかりではなく、原始マレー人や古マレー人(紀元前2000年~前1500年)によって、玉文化や製鉄、稲作、鶏肉、豚の飼育など多くの文化がもち込まれることとなりました。

なお新マレー人については、紀元前500年から13世紀にかけて移住したため、先史時代には関与していません。

Neolithic