英語学習の効率化!英語上達完全マップとCEFRの関係

英語学習の効率化!英語上達完全マップとCEFRの関係

ブログ「DIY English」の制作者「大葉かむ」です。

私たちは、英語学習を行う上で「英語4技能(Listening、Speaking、Reading 、Writing )」をよく口にするものの、実際にはこの英語4技能とは別の区分、例えば英文法、英単語などといった学習方法の区分を用いています。

では、この2つの区分は、どのような関連性があるのでしょうか?今回は、英語4技能の区分として「CEFR」、学習方法の区分として「英語上達完全マップ」を用いて、その関連性を説明します。

これは、本ブログが推奨する英語学習法の根底となります。

今回のテーマは、以下となっています。
英語上達完全マップ内の各学習法の関係
CEFRと英語上達完全マップの関連性

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1. 英語上達完全マップ内の各学習法の関係

まずは、こちらをご覧ください。

English Improvement Complete Map

こちらは、英語上達完全マップの雛形です。この雛形自体が各学習法の関係を表していますが、CEFRと対比するために適した配置に変更する必要があります。また、学習法として、新たに「発音」を追加する必要があります。

まず、以下の9個の学習法について、簡単に説明したいと思います。
1. 発音
2. 音読パッケージ
3. 短文暗唱=瞬間英作文
4. 文法
5. 精読
6. 多読
7. ボキャビル
8. リスニング
9. 英会話

1. 発音
英語で書かれた文章や単語と自分自身が発する声を一致させるための訓練です。日本語と英語には、発声自体に大きな違いがあり、しっかりした訓練が必要となります。また同時に、舌の筋肉の強化も必要となり、発音の多くの時間がこの筋トレに費やされます。

2. 音読パッケージ
理解できる英文を声に出す学習法で、発声と英語の文章を一致させるためのものです。また、発声することで記憶の定着や英語を作成する瞬発力を鍛えるなど、数多くの利点があります。発音は、本来この中に含まれますが、その中の基礎の部分だけに該当するため、分かりやすく区別しています。

3. 短文暗唱=瞬間英作文
日本語の文章を見て、瞬間的に英語へ翻訳する学習法です。同時に発声することが一般的です。最初は、瞬間的に英作文する状態(瞬間英作文)にありますが、日常良く使うフレーズや言い回しは最終的に短文を暗唱(短文暗唱)した状態になります。

4. 文法
英語の文法を学習することです。英単語や熟語などを覚えただけでは、英文を理解できないため、文法は必要となります。ただし、バイリンガルのように物心が付く前から英語に触れていれば、私たちが日本語の文法を詳しくしらなくても話せるのと同じように英語を自然に話すことができます。

5. 精読
英語の文章を文法レベルで分解・理解し、正確に読み解く学習法です。私たちが普段本を読むときは、流し読みをすると思います。しかし、専門書や契約書などを読む際は、読み違いをしないように1語1句、丁寧に読みます。この学習法も同様に、丁寧に間違いなく読み解くことで、英文の読解力を向上させる意図があります。

6. 多読
精読とは逆に、文章を早く読めるようにするための学習法で、辞書を使わず英語の本をたくさん流し読みするものです。しかし、精読の能力向上がなければ、いずれは速度の向上も停滞するため、最終的にはバランスよくどちらも学習していくことになります。

7. ボキャビル
ボキャビルとは、「Vocabulary building」を短縮したもので語彙を増やすことを意味します。語彙には、英単語だけではなく、熟語や駆動句など多くのものが含まれます。語彙は長い時間をかけて、毎日少しずつ増やしていく必要があり、終わりのない学習となります。

8. リスニング
英語を聴くという学習法です。流し聞きは効果が少ないため、静かな環境化で集中して行うことになります。

9. 英会話
他人を相手に話す学習法です。英会話学校にいく方法もありますし、外国人の友達や日本人の友達とおしゃべりをするなど、いろいろな手段があります。これは、予算や環境などによって、取り得る手段が大きく違ってきます。

これらの説明を見ると、それぞれの関係が見えてきます。

まず、発音が全ての基礎にあることが分かるでしょうか?一見すると難しく思えるので、発音を取り除いた8つの項目で考えて見ましょう。

2. 音読パッケージ
3. 短文暗唱=瞬間英作文
4. 文法
5. 精読
6. 多読
7. ボキャビル
8. リスニング
9. 英会話

ここで、「4. 文法」と「7. ボキャビル」がなければ、英文が作れないことが分かります。英文が作れないということは、英文が理解できないということですから、「4. 文法」と「7. ボキャビル」がなければ、

3. 短文暗唱=瞬間英作文
5. 精読
6. 多読
8. リスニング
9. 英会話

これら5つの学習法を実行することができません。また「2. 音読パッケージ」は、この5つの学習法と同時に行う(発声する)ことが有効であることも分かります。

さらに、この5つを比較すると、「9. 英会話」には、話すために「3. 短文暗唱=瞬間英作文」、聞くために「8. リスニング」が必要です。そして、「6. 多読」には、「5. 精読」の能力向上がかかせません。また、「4. 文法」を理解するためには、英文を例に用いますので、最低限の「7. ボキャビル」が必要です。

これらをまとめると以下のようになります。

Relationship Chart Of Each Learning Method

そして、再度「1. 発音」に戻りますが、こちらは「2. 音読パッケージ」と「7. ボキャビル」の基礎となります。つまり、結果的に全ての基礎となるわけです。

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2. CEFRと英語上達完全マップの関連性

英語4技能の区分として「CEFR」の「自己評価グリッド」を用います。

「自己評価グリッド」では、聞くこと(Listening)、話すこと(Speaking)、読むこと(Reading)、書くこと(Writing)の英語4技能に加え、話すことについてはさらにやり取りと表現の2つに細分化しています。

この5つの項目と先ほどの「英語上達完全マップ」を繋ぎ合わせると次のようになります。

Relationship Chart Between Cefr And Complete Map

結論からいうと全体を満遍なく学習することが英語向上に繋がります。

またこの図は、資格試験などによって自分の実力を測定した際に、そのスコアから「CEFR」の「自己評価グリッド」に当てはめることで、今自分がどの学習法に力を入れるべきか逆算することができます

なお、スコアから「CEFR」の「自己評価グリッド」への変換については、CEFRと資格の対応表を参考していただければと思います。