語学留学、帰国後を見据えた英語環境への対応

語学留学、帰国後を見据えた英語環境への対応

ブログ「DIY English」の制作者「大葉かむ」です。

私たち日本人が英語を使いこなすまでに有する時間は長く、そのハードルは正直高いといわざるを得ないです。その理由の1つとして、英語と日本語の語学体系が根本的に違うということが上げられます。これ以外にも、日本国内において英語を必要する人がわずか10%しかいないという事実も原因の1つとして上げるべきでしょう。事実、私たちが日本国内で生活する中で英語を話す機会は、ほとんどありません。

必要とされないものを学びなさいといわれることは、非常に苦痛を伴うことです。私たちは英語学習を行なう上で、その必要性を第1に考える必要があります。英語は語学である以上、長い時間をかけて学習する必要があり、それこそ生涯学習といえるものです。それだけの時間をかけてまで英語を話すメリットが自分自身に示せないのであれば、英語学習を継続することは困難を極めます

このような状況下でも、英語の必要性を見出した私たちは英語学習の継続に成功しているわけですが、中々学習という枠組みから抜け出すことができません。十分な英語能力が伴わないために英語を活用できないのであればよいのですが、ときとして長い期間英語学習を行なったことで英語学習そのものが目的に成り代わってしまう場合があります。

そんな中、語学留学は英語をコミュニケーションとして使う場面として、最高のシチュエーションといえるでしょう。しかし、毎日語学学校に通っていると学校内だけの英語学習で満足してしまう場合もあります。せっかく海外まで来て英語能力を身につけたわけですから、その英語能力を実際の生活環境で実践するようにしましょう。

今回は、英語を使った活動の幅を広げることについて、2つのテーマで説明します。
1歩踏み出す、けれど焦らず
2つのことを念頭にいれる

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1. 1歩踏み出す、けれど焦らず

Take One Step But Dont Rush

語学留学先は英語使う上で適した環境といえます。そんな中、語学学校に引きこもることは、もったいないといわざるを得ないでしょう。

まずは、語学留学という立地条件を生かすことを最優先すべきです。中には、このすばらしい環境を自ら壊してしまう人がいます。1番多い悪いケースが日本人同士でつるんで日本語ばかりを使うだけでなく、日常生活の娯楽もインターネットなどを介して日本のサービスを利用するというものです。これでは、何をしに海外に来たのか分かりません。

日本人は、先にお金を支払ってしまうと家賃や学費が毎日発生していることを自覚しなくなります

大学授業料がその良い例です。例えば年間100万円を支払って、40単位(15コマ)を取ったとすると、1時間に1,000円を支払っていることになります。そんなことを意識している人は、ほとんどいないでしょう。

自動車教習所も同じことがいえます。35万円ほどを一括で支払うことで、金銭感覚が麻痺します。しかし、最後に試験に落ちた場合に追試験で追加料金の約5,000円を支払うとこの瞬間には高いと思うわけです。

語学留学も同じことがいえるはずです。海外生活ということで、特に金銭感覚は狂うものですが、実際生活していると日々かなりの金額を支払っていることになるのです。

このことを自覚するだけで、あなたの背中をそっと後押しする力になってくれるかもしれません。

とにかく、生活を英語中心のスタイルにするためには、目に付くものはできる限り英語に変えることが重要です。ただし、いきなり全てを変えてしまうと精神的不安に繋がるため、できることから少しずつやっていきましょう。

簡単に始めれるものとしては、映画などの娯楽があります。また、多くの人がパソコンやガジェットを海外に持ち込んでいると思いますので、それらの言語設定を英語にしたり、インターネットを使った調べ物を英語で行なうといった行動もよいでしょう。

大切なことは、無理をして新しいことにいきなり挑戦するのではなく、日常生活の中で簡単な部分から少しずつ取り組むということです。とにかく継続が大事です。そのためには、無理をしないで自然体でいきましょう。

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2. 2つのことを念頭にいれる

Keep Two Things In Mind

英語を使った活動を心掛ける人は多くいますが、気をつける点が2つあります。

1つが現地でしかできないことにも目を向けるということです。留学先の観光地をめぐることは誰もが思いつくことですが、観光地というのは外国人を対象しているもので、英語の練習には向きません。

また、そういった観光地は日本からも旅行パックで格安で行くことができるため、現地しかできないことには当てはまりません。旅行をするのであれば、移動に長い時間を有する場所を訪れるとか、地元のローカルな観光地に訪れる方がよいでしょう。

さらに、現地で英語以外の公用語があるのであれば、その地元の言語に触れることも大切です。このことは、私たちの英語学習を後押しするとともに、現地の文化に触れることにも繋がります。また、現地の人にしてみても自分たちの言語を学んでくれることはうれしいことであり、コミュニケーションのきっかけにもなります

1年という長い期間であっても、ダラダラ過すとあっという間です。悔いが残らないように現地でしか体験できないことは、積極的に挑戦しましょう。

2つ目ですが、帰国後を考慮するということです。語学留学は日々の生活に翻弄されることも多く、忙しくて帰国後を考えていない人がいます。せっかく、語学留学に来て英語を中心とした生活を手に入れたにもかかわらず、日本に帰国した途端に日本語だけの生活に逆戻りしていては損をするだけです。

留学の期間中に英語をマスターすることは不可能です。帰国後も多くの英語に触れる習慣を維持するためにも、日本でも継続できる英語を使った生活習慣を意識する必要があります。

特にパソコンやガジェットを使った英語環境は維持することが容易でしょう。その他にも、英語で書かれた教材や小説などを読むなど、少し考えればいくらでもアイデアは出てくるはずです。

しかし、意識しなければ逆にまったくといってもいいほど、英語を中心とした生活環境は身につきません。語学留学は、語学留学中の英語能力の向上だけで成功したかどうかを判断することはできません。大切なことは、帰国後の英語学習がどのように変化したかが重要なのです。みなさんもこのことを念頭において、意味のある留学生活を送ってください。