現地で復習!語学留学中の中学・高校入試英文法

現地で復習!語学留学中の中学・高校入試英文法

ブログ「DIY English」の制作者「大葉かむ」です。

語学留学に行く前に瞬間英作文をやっておくと留学先で困らないとよく言われています。私も事前にやった1人なのですが、正直にいうと想像したほどの効果は得られませんでした。もちろん、やらないよりもやっておいた方が良いということは間違いありません。

瞬間英作文を事前にやる状態は、問題集を解くという行為とほぼ変わりません。ここで重要なことは事前にということです。

何かを達成する際は必ず最初に目的(ゴール)と現状を確認をする必要があります。つまり、今あなたがどこに立っていて、どこを目指しているかということです。そして、次にその進むべき方向と手段を考えなければいけません。ここで、初めて目標に向かって歩き出すわけです。

この中で問題集を解くという行為は、手段の部分に該当し、その中でも手段を選択するのではなく、手段を実行する部分にあたります。つまり、歩くための練習です。

何が言いたいかというと、どんなに問題集を解いても、その問題を設置するまでの過程(歩き出すまでの過程)の練習にはならないということです。瞬間英作文についても、事前に行なうだけではその手に入れた英語能力をどの場面で発揮すればよいかという経験が不足しているということなのです。

そのため、瞬間的に英文を作り出す能力は向上していても、どこでその能力を発揮すればよいのか分からないため、思ったほどの効果を得られないのです。

しかし、この能力自体は発揮できないだけで身に付いており、その使うべき状況が分かってくると効果が目に見えて分かってきます。それが相手が話していることを十分に理解し(聞き取れ)、そしてあなたがそれに対して会話をするときになります。

では、事前に瞬間英作文をやっておくことは、やはり有効ということなのでしょうか?もちろん、有効です。しかし、これだけでは不十分ということです。なぜなら、私たちはこの使う状況を事前に想像することができても、実際に海外で生活したことがないため、正確にイメージできないからです。

つまり、現場調整(実際に現地で生活してみて、自分の英語能力を実生活と合わせる行為)が必要ということです。また、瞬間英作文をやりすぎると英作文ではなく、暗記した英文を口から出すようになるという応用力が効かない能力を得てしまう(副作用)可能性もあります。

そこで、英文法を現地で再度復習する方法があります。ここで重要なことは事前ではなく、現地ということになります。注意しておきますが、再度復習するのであって、事前の英文法学習が十二分に必要です。そうすることで、これまでの問題集を解くための英文法から英会話に活用するための英文法に消化することができます。今回のテーマは2つです。
まず中学英文法に取り組む
高校入試にステップアップする

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1. まず中学英文法に取り組む

First Tackle Junior High School English

英文法をやり直す目的は、英会話への適用です。私たち英語学習初心者だけではなく、一般のネイティブの人も普段の日常会話で頻繁に難しい英文法を使用することはありません。あくまで中学英文法が主軸となります。

高校英文法は、会議で討論をしたり、相手に短い文章で多くの情報を伝えたい場合に用いる用法が多くを占めています。つまり、日常であれば中学英文法を組み合わせれば、複数の文章になってしまいますが伝えたいことは十分に伝えられるということです。このことから、無理に難しい高校英文法に取り組むよりも、まずは中学英文法を自由に使いこなすことの方が効果的といえます。

では、中学英文法の問題集をこなすことでどういった効果を得られるのでしょうか?まず効果を発揮すべき場所ですが、最初はもちろん語学学校での授業となります。ただし、最初から中学英文法の復習が必要ということはありません

まずは、先生の話す英語を聞き取るためにリスニングの強化が優先されます。そして、先生の話している内容が分かった段階で、優先されるものは瞬発力です。つまり、完璧な英文法よりも単語を並べて即座に対応する方がよいということです。会話はテンポが大事です。英文を考えているようでは、会話がはずみません。

そして、次第に会話になれてくると冠詞や時制を間違えるとしても主語と動詞が
しっかりと文章の中に組み込めるようになります。そして、そこに補語や目的語が少しずつ加わっていくわけです。

この段階までたどり着いたときに初めて英文法の復習が効果を発揮します。なぜなら、十分なリスニング能力が身に付いた上で、あなた自身が先生に上手く自分の気持ちを伝えれないことに気が付くからです。つまり、相手にあなたの気持ちを伝えたいという真の目的をこのとき手に入れるのです。

また、会話で重要なことは先ほども書いたように瞬発力です。十分に時間をあたえられれば正確な英文を作り上げることができるのかもしれませんが、瞬時となると英文法をしばしば間違えてしまうことがあります。しかしこの現状は、実はあなたが英文法を十分に理解できていないということを意味するのです。この事実を受け入れることもまた大切なことです。

失敗したことは記憶に残りやすいため、語学学校の授業の後にすぐ復習することは効率的です。語学学校の授業の後に、中学英文法の問題をひたすら解くことで、復習をするだけでなく、同時に瞬発力も身に付いていくことを実感できます。なぜなら、反省を生かし、よりよい表現方法を英文法の問題集の中から模索する作業を自然に行なうからです。そして、相手にあなたの意志を伝えたいという目的を持った上での英語学習である以上、集中力が高まり、記憶の定着も期待できます。

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2. 高校入試にステップアップする

Step Up To High School Entrance Exam

高校英文法は優先されるものではないといいましたが、高校入試の英文法は中学英英文法の集大成でもあるため、ぜひ取り組むべき英語教材といえます。

もちろん、目的は英会話への活用ですから焦って高校入試問題から取り組んではいけません。まずは、中学英文法の一般的なものを十分に消化した上で、高校入試問題に移行すべきです。そもそも、英会話能力が低い初期段階では、複雑な文章よりも中学一般レベルの文章で相手に正確に意志を伝える方ことの方が重要です。実際の会話内容もそのレベルで十分であり、あなたの伝えたいことは表現できます。

何事にも段階があり、英会話においてもより正確にから、より詳細にという気持ちへ移行していくはずです。そのより詳細にという気持ちが生まれた際に、最初の取り組みとして高校入試問題が最適なのです。

実際に取り組んでみれば分かりますが、この段階に達すると高校入試問題に取り組みたいという気持ちよりも、今の中学一般の英文法では自分の気持ちが十分に相手に伝わらないという気持ちの方が強く現れるはずです。つまり、「今の中学一般の英文法では不十分→高校入試問題に取り組んでみよう」という気持ちの流れが生まれるわけです。

何度もいいますが、無理に高校英語の英文法を使う必要はありません。会話は楽しむことが第1です。そのためにはテンポが重要で、無理に長い文章で1度に相手に伝えようとして、思考する時間を作り出すよりも、短い文章をたくさん並べて、テンポよく相手に伝える方が相手にとっても楽しいですし、負担になりません。英語はリズムが途切れ途切れになると聞いている方にとって、不快感をあたえたり、集中して聞かせることになるため、大きな負担をかけます。ましてや、ネイティブはあなたの英語表現能力に期待しているのではなく、あなたの話そのものに興味を持ってくれているのです。

そのことを十分に理解して、まるでおとぎ話を聞かせるようにテンポよく会話をし、相手を引きつける努力をする方が重要だと思います。英語はコミュニケーションの道具に過ぎません。気持ちが一番大切です。