語学留学、生活スタイルを確立させることの重要性

語学留学、生活スタイルを確立させることの重要性

ブログ「DIY English」の制作者「大葉かむ」です。

語学留学の出だしである最初の数ヶ月は本当に貴重な時間といえます。この最初の期間をどれだけうまく乗り切るかが、その後の英語能力の成長度合いを決めるといってもよいでしょう。なお私については、語学留学ではなく海外出張ですが、隙間時間に大学のESLに通うことで、語学留学と同じ環境を作り出しました。

ここでいう貴重な時間というのは、如何に海外生活に自分の生活スタイルを合わせていくかということになります。言葉で言えばすごく簡単なことなのですが、実際これをやるとなると非常に難しいことはいうまでもありません。なぜなら、計画的な事前の準備はもちろんのこと、メンタル面や自分自身の性格、そして実際にその時間をどう過すかというあらゆる条件を満たす必要があるからです。

では、絶対にできないかというとそうでもありません。条件を満たすためにやることはたくさんあることは事実です。しかし、これらは同時にやることではなく、時系列的にみるとそれほど密集していないからです。つまり、1つずつを確実にこなしていけば、達成できるということです。

今回は、実際にその時間をどう過すべきかという点において、早くなじむということと油断しないという2点で説明します。なお、他の条件については、別の記事で書いています。
生活になじむまでの時間の重要性
生活に慣れても油断しないことの重要性

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1. 生活になじむまでの時間の重要性

Importance Of Time To Familiarize

海外生活がなじまむまでの語学留学の前半部分において、気をつけるべきことは、如何に早く私生活を安定させるかということです。早く私生活が安定するということは、早く英語に集中することができるということに直結するからです。

この感覚は、大学時代に下宿経験がある人であれば想像はしやすいと思います。大学1年生の間は、日常生活に慣れながら、学校に通い、場合によってはアルバイトも行っていた人がいるでしょう。その上、高校時代と違い、かなりの選択肢の幅を持っているという急激な環境の変化に、ただただ時間が過ぎたのではないでしょうか?

これとまったく同じことが語学留学でも起こり得ます。むしろ、英語が話せないという状況もあり、より一層環境に振り回されることになります。しかし、やることは大学生活のときと同じと考えて、差し支えないでしょう。

生活になじむためには、単純に土地勘を持つことから始まります。つまり、衣食住の確保、それと学校までの交通手段の確保、この2つを優先するということです。なぜなら、この2つが最初に心の不安を掻き立てるからです。そして、この部分は24時間という1日の中で多くの時間を占めていることからもその重要性が伺えます。

この2つの問題を最優先で解決すると一気に不安が減少します。しかし、ここで1つ大きな注意が必要となります。それは、どうしても不安があるために最初はこの衣食住と交通手段を最小限に抑えようとすることです。交通手段については、安全性などの面で最小限にする(安全な手段のみを使用する)場合もあると思いますが、これについては特に問題ありません。

問題は、衣食住の特に食です。なぜなら、最初は英語を流暢に話せないために、言葉をあまり必要としない場所を選ぶからです。例えばコンビニなどです。コンビニであれば、商品を自分自身で選べ、会計もレジのモニターを見ることで合計金額を理解し払えてしまえるので、最悪言葉を必要としません。別にこれはコンビニに限ったことではありません。日本であればレストランで質問をすることがあると思いますが、海外では英語が話せないのでこのような行動を控えてしまう場合が考えられます。もちろん、最初のうちはこのような行動を取ったとしても、しかたがないことだと思います。

私が言いたいことは、その後の行動についてであり、いつまで経っても動かないことが一番の下策になるということです。つまり、とにかく何事にもチャレンジする精神を持つべきであるということです。

特に語学留学に大きな期待を持って来ている最初の時期は、異常なほどにモチベーションが高いはずですから、このモチベーションを利用して勢いで恐怖せずに突き進くことが上策ということです。これが、後々になってしまうと恐怖が増して一歩も動けなくなってしまいます。

また、相手もこちらが外国人であることは十分理解しているわけで、英語が上手く話せないと分かれば、根気強く付き合ってくれます。後は、あなたが一歩踏み出すかどうかだけなのです。

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2. 生活に慣れても油断しないことの重要性

The Importance Of Staying Alert

この海外生活に慣れなければ、スタートダッシュに出遅れるという問題ですが、実は二枚底の罠となっていて、実は慣れることよりも慣れた後の方が怖いのです。

何が怖いかということを説明する前に、そもそもそれ以前の人間の心の弱さについて説明します。それが、英語学習者の大半が語学学校に頼りきっているという点です。具体的にいうと、語学学校に毎日通っていれば、英語は上達するし、言われたことだけやっていればよいという考えを持っているということです。

しかし、これは根本的に間違っています。語学学校は、厳密には英語を教えてくれるような場所ではありません。どちらかというと今あるあなたの英語能力の基礎力をアウトプットとして、リスニングやスピーキングに昇華してくれるというものです。つまり、新しく何かを教わるというよりは、英語のトレーニングに近いと考えるべきなのです。しかし、国内にいる際はこのアウトプットに力をほとんど入れていない人が多いのが現状であるため、語学学校で目に見えるアウトプットを目の当たりにすると変に語学学校を信頼してしまうのです。

あくまで語学学校は、あなたの実力を引き出しただけで、あなた自身の基礎能力を向上させたわけではありません。これは言い換えれば語学学校だけでの学習では、いずれ頭打ちすることを意味します。つまり、語学留学を成功させるためには、絶対に自主学習が必要ということです。

そこで、話を戻して何が怖いかということになりますが、それが慣れるということであり、語学学校に頼るということなのです。

語学学校に依存するとどのようなことが起こるか具体的に説明します。これまでリスニングやスピーキングにそれほど重点を置いて英語学習をしてこなかったあなたは、まず最初にこの部分に苦戦します。つまり、最初は英語が聞き取れないため、随時集中している状態におちいり、たいへん疲れるということです。ただでさえ、これだけで疲れるにもかかわらず、語学学校から宿題が出された場合には、もうそれをこなすだけで時間を浪費して、くたくたになってしまいます。そして、半年後にリスニングとスピーキングが向上して、あなた自分の成長を実感(錯覚)し、自分は成長できたという満足感の下、残り半年をだらだらと過してしまうのです。

先に書いたように、自主学習の必要性を十分に理解していれば、語学学校の授業開始初日から、5分でも10分でもよいので自主学習をしているはずです。そして、慣れることで生まれた時間的余裕を埋めるように自主学習の時間を増やしていくはずなのです。こうすることで、基礎能力は語学留学中にも向上し、語学学校で更なるアウトプットを行なうことで、想像以上の成長が期待できるのです。

最後に1つアドバイスとして、時間的余裕に自主学習を入れていく際に、恐れずにたくさん失敗をしてください。語学留学はアウトプットの力が急激に成長するため、あなた自身が自分の能力を何度も見誤る可能性が高いです。しかし、それはしかたがないことで誰もが通る道だと思います。それぐらいのことでへこたれずに、とにかく手数を増やして海外における自分の英語学習法を模索することが重要です。諦めずに頑張りましょう。