語学留学前、国内での英語学習に終止符を打つ

語学留学前、国内での英語学習に終止符を打つ

ブログ「DIY English」の制作者「大葉かむ」です。

世の中がグローバル化したからといって、まだまだ海外へ行ったことがない日本人が多いのが現状です。また、たとえ行ったことがあったとしても、両親を始めガイドなど多くのサポートを受けていたはずです。そのため、いざ語学留学(海外での1人暮らし)をするとなると不安が募ることでしょう。

私のようにいい年をしてから海外出張に行く人間であれば、たとえ長期であったとしてもいろいろな経験から不安を軽減させることができるでしょうが、語学留学は多くの人が大学生であり、まだ社会にも出ていないため対処のしようがありません

そういう私も大学時代に国際学会で韓国に行ったのですが、常に緊張していたことを覚えています。ちなみに私の英語能力は37才まで中学1、2年生レベルだったので、発表原稿を丸暗記して、教授の指導の下、かろうじて外国人に伝わる程度まで発音を直され、乗り切りました。といっても相手は韓国人や中国人がメインで、私の英語もカタカナ英語でした。質疑応答についても、外国人がゆっくり質問してくれたのですが単語を少し聞き取れた程度だったので、結局教授が全て答えてくれました。

当時の私は、この発表が終われば二度と英語は必要ないと心の底から思っていたので、この有様です。論文で英語がいると思われる人もいるかもしれませんが、お金を払えば日本語を英語に書き換えてくれるサービスなどいくらでもあったのです。事実、私は学位論文の英文でさえ、お金で全て解決しました。今思えば笑えないですが。

しかし、みなさんは当時の私と違い、英語を学びに海外へ行くわけですから、気持ちの面でも違うはずです。かといって、不安がないわけではないでしょう。ときとして、不安は活力にもなりますが、失敗にも繋がります。よく不安と期待といいますが、期待が勝るからこそ不安が活力へと変化するのです。そして、この不安は英語が伝わらなかったらどうしようとか、どうやって相手に上手く英語を伝えたらいいだろうといった英語のみに注がれればよいのです。つまり、無断な不安は省くに限るということです。

そんな中、1つの不安として国内でやり残した英語学習というものがあります。この不安、かなり曲者で英語学習者の不安をあおり続けます。そして、もし語学留学に失敗した場合、その不安が後悔となって、もっと英語学習をしてから語学留学に挑めばよかったと傷をえぐります。このような気持ちにならないためにも、語学留学の前に国内での英語学習に終止符を打つことが大切です。今回は、このことについて2つのテーマでお話します。
国内での英語学習に終止符
語学留学で不安が及ぼす影響

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1. 国内での英語学習に終止符

The End To Learning English

語学留学に対しての不安が募るとその視線は、これまでやってきた国内での英語学習に向けられます。それだけではなく、語学留学を目前に控えた時期なると途端に英語学習の方向性がぶれてしまう人がいます。

しかし、残された時間は限られているわけであり、不安になって英語学習をいまさら変えたところで何も解決には至りません。むしろ不安が増長し、かえって集中力がかき乱されて効率が落ちるだけです。もちろん、当の本人もそのことは分かっているはずなのですが、不安が大きすぎてその行動を抑えられないわけです。

では、なぜそのようなことが起きるのでしょうか?不安は十分な準備をしていれば起こらないという人がいますが、それは仕事などのゴールが明確に示されているものに限ったことです。

英語は能力の向上によって、その向上心から常に目先の目標は上方修正されていきます。これは悪い言い方をすれば、人間の欲ということになります。しかし、それは人間の本質であって変えられるものでありません。

結局のところ、不安は理想と現実とのギャップによって生じるものであり、そのギャップを生じさせないためには、最初に設けていた目標からぶれないことが大切ということになります。

といっても、当初の目標を達成できなった場合もありえます。計画が甘すぎるといえば、それまでなのですが、それでは解決になりません。もし、目標に達成できない場合は、どうするかということになると思いますが、まさか直前まで目標が達成できないことに気付かないという人はいないはずです。

英語学習は、1つの教材を長い期間かけて行なうものです。そのため、もっと早い段階で時間不足(タイムリミットオーバー)に気が付くことができます。そこで、目標達成が難しい場合は、2ヶ月前を目処に全体の予定をみなすことが大切となります。なぜなら、1ヶ月前には語学留学の準備で追われることとなり、英語学習の計画の見直しに時間を割く余裕がないからです。

何事も、早め早めにすることが大切です。不安を取り除く方法は、その原因を解消するだけではありません。その原因を解消できるならばそれが一番なのですが、それができないときは十分な余裕を持っていつでも修正ができる状態を保つ、俗に言う保険をかけるという形を取ることが理想なのです。

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2. 語学留学で不安が及ぼす影響

The Effects Of Anxiety

不安をなくすということは、言い換えれば精神を安定させるということです。そして、その精神安定は語学留学前にもっとも重要なことです。

事前に国内での英語学習に終止符を打つ方法は、分かっていただけたと思いますが、では不安が残った場合には、語学留学そのものにどのような影響を及ぼすのでしょうか?

不安というものは、主に外乱と呼ばれる外からの圧力によって生じるものです。しかしときには、内側から起こる場合があります。それが、自分はこうあるべきだという自分自身のプライドによるものです。これも客観的に見れば、周りが作り上げた自分自身に対するイメージを実現しようとするものであり、結局は外乱と呼べるでしょう。

この不安ですが、怖いところは不安が慢性的に発生し続けて、その不安自体が解消されない状況におちいることで自分自身が疑心暗鬼なることです。

語学留学への不安を払拭するために、多くの人がいざ海外へ行ってしまえば、嫌でも英語を話さなければならない状況になるため、英語についてはどうにかなるだろうという考えを持ちます。もちろん、事前に十分な準備(英語学習)をしてきた人は話せるようになります。しかし、その事前準備を怠った人はそうはいきません。

そして、このような人は楽観的観測だった状態から現実を突きつけられたことで、不安が増長し浮ついた気持ちになります。そのため、いろいろなことに身が入らず、留学先で無駄な時間を過すことになってしまいます。結局のところは、自分自身の実力をどれだけ客観的に評価し、理想と現実のギャップを限りなく0できるかが、英語学習を行なう上での効率化といえるのです。

荷造りにして同じことが言えます。荷造りは、1ヶ月前に終わらせるくらいの気持ちでやるほうがよいのです。1ヶ月もあれば準備ができると思うからこそ、またギャップが生じて不安となるのです。実際は、1ヶ月では間に合わない可能性があるわけです。だからこそ、そのもしもの場合を想像して不安が過ぎるわけです。事実、実際に荷造りを始めると何か足りないものが発生する状況におちいり、あせるわけですから、やはり早い方がよいわけで早ければ荷物の見直しをする時間も確保できます。もちろん、このあたりはあなた自信の性格によるところも大きいわけですから、自分にあった時間設定をしてください。すごく焦る人は、もっと前から準備をする方がよいでしょう。

最後に語学留学の準備をするにあたってのアドバイスですが、生活用品は最悪現地調達ができます。だからこそ、英語教材など英語に関することを最優先に準備する方がよいでしょう。語学留学の不安の多くは、英語学習に関するものです。だからこそ、英語教材を最優先にする必要があるのです。

もちろん、理由はこれだけではありません。もし、語学留学のために新たな英語教材を購入することを考えた場合、その英語教材を入手する時間も考慮しなければならないわけです。しかも海外へ行く際には、荷物の容量と重量に制限がかかります。つまり、英語教材が手元になければ大きさも重さも分からないわけですから、結局全体の荷造りに影響がでてしまうのです。

不安とは多くの場合、時間の確保によって解決されます。だからこそ、語学留学にしろ英語学習にしろ、時間に余裕を持つことが重要なのです。