海外留学、優先すべきものは何よりも英語教材

海外留学、優先すべきものは何よりも英語教材

ブログ「DIY English」の制作者「大葉かむ」です。

英語学習者が海外留学を考えた際に悩むもの、それが海外へ持っていく英語教材ではないでしょうか?

もちろん、行く先を悩む人もいると思いますが、選択肢が限られている以上は結論が出ないということは、まずないでしょう。日本人であれば、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、フィリピンの5ヶ国が一般的な選択肢でしょう。後は、アメリカ英語かイギリス英語、本人の英語能力などを条件に入れて上で、最終的な結論にいたるはずです。その他の国を選ぶ人については、確固たる意志があるので問題はないでしょう。

この中で注意すべてき留学先としては、やはりフィリピンです。そういう私もフィリピンを選択しているわけですが、フィリピンを選ぶ英語学習者は軒並み英語能力が低い傾向にあります。

その大きな理由は、韓国にあります。韓国では、ソウル市内の大学に進学しなければ先がないといわれるような状態であり、みなさんもニュースで入試の日に警察が受験生をパトカーで送る姿を目にしたのではないでしょうか?大学の進学率を見ても70%という、まさに学歴社会なのです。

そんな中、海外の大学へ進学する人も多く、そのためには英語能力が求められます。そこで、目をつけたのがフィリピンという国です。フィリピンは物価が安い上に、現地のフィリピン人は英語(アメリカ英語)が堪能です。そのため、韓国人がフィリピンに語学学校を作り始めたわけです。そして、フィリピンで英語学習をしてTOEICやIELTSのスコアーを伸ばした後、海外の大学へ進学するという道筋を作ったわけです。

みなさんもご存知のとおり、韓国人と日本人は言語体系の問題で英語が苦手な人が多いです。そんな中、韓国がフィリピンの語学学校を成功させたわけですから、日本と中国がこれに便乗することは予測が付くでしょう。

このような背景もあり、フィリピンには英語が苦手な人がたくさん集まってきているのが現状です。そんな中、8割以上の人がフィリピン留学を失敗しているという事実もあるわけです。その1つの要因として、英語教材を持っていかないということが上げられます。もしくは、英語教材の選択ミスです。大金を使って語学留学したにもかかわらず、思ったほどの成果が得られないということは、お金をどぶに捨てるようなものです。そうならないためにも、私のように海外に持っていく英語教材を真剣に選定することが重要となるでしょう。

今回は、フィリピン留学を例に、海外留学をするにあたって英語教材をどうするかについて考えたいと思います。テーマは2つです。
他力本願になるのは日本人の悪い癖
語学留学の目的を見失わないこと

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1. 他力本願になるのは日本人の悪い癖

It Is Not Good To Rely On Others

まず、海外留学において日本語の英語教材がどれほど重要かを考えたいと思います。インターネットで語学学校関連を検索すると失敗しないために、電子辞書と日本語でかかれた英文法書は必ず持参するように書かれています。

また、その他の英語教材として多いものが、英語耳、瞬間英作文、一億人の英文法、英単語帳、TOEIC関連の英語教材となっています。そして、英語学習初心者は語学学校のおすすめに沿った形で疑うことなく、それらを持参します。

英語学習初心者の怖いところは、この他力本願なところです。このような人は、語学留学すれば英語が話せるようになると思っている典型的な人たちです。だからこそ、語学学校が進める教材を安易に信じ、持参するわけです。

しかし、ちょっと調べれば、これらの英語教材がTOEIC学習者のおすすめ英語教材をまるまるコピーしただけだということがすぐに分かるはずです。TOEIC学習者が推奨するということは、国内でも学習できることを意味します。つまり、国内でできることをわざわざ大金を払って、海外でやろうとしているということです。

フィリピンには、自主学習を主体においた語学学校というものまであります。俗にいうスパルタと呼ばれる語学学校の1つの形です。なぜ、わざわざ高いお金を払ってまで、海外で学習する習慣を身に着けなければならないのでしょうか?それは国内でやればよいのではないでしょうか?結局、意志が弱いから他人に頼るのです。そのような人が英語を上達させようとすること自体、到底無理な話なのです。だからこそ、フィリピンでは8割もの人が失敗するのです。

個人で海外留学を考えている人は、このことからも分かるように、事前に国内でできることはやっておいたほうが金銭的にも効率的にもよいということです。

話を戻します。英語教材以外に語学学校では、水着を持参するように推奨しているところがあります。語学学校で英語を学びに行くのに本当に必要なものでしょうか?よく考えてみてください。フィリピンへただの旅行に行くのであれば、もっと安い金額で行けるはずです。語学留学のメリットは、旅行と違い、まとまった時間を確保していることです。そのメリットをわざわざ自分でなくすようなことをして、良いはずがありません。

海外文化を知るためと語学学校はいいますが、それは建前であって本音としては休日を確保したいだけです。週に2日、ましては短期間の語学留学で海外文化が分かるはずがありません。それはただただ遊んでいるに過ぎません。ましてや、英語がろくにしゃべれないのですからなおさらです。

むしろ、海外文化を学びたいのであれば、語学学校は最悪な選択でしょう。フィリピンの語学学校が一番利益を得ている部分は生活費です。語学学校は、寮を所有しているためにその部分がすべて利益になるからです。

マニラの一等地ですら、15000ペソ(約3万円)ほど出せばコンドミニアムに住めることはご存知ですか?語学学校の変わりに大学のESLなどに行けば、学食で100ペソ(200円)も払えば、お腹いっぱいに食べれることができることをご存知ですか?今、セブの語学学校では1ヶ月あたり約15万円を必要とします。そして、どの語学学校も授業料と生活費の内訳は公表していません。英語学習初心者は、日本人が経営する語学学校は安心だと思い込んでしまっていますが、それは個人経営に近いのです。

TESDAやTM1を所有しているため、語学学校の質や講師の質が高いといっていますが、これもまったくもってその根拠になりません

まず、日本人の語学学校がないことをご存知ですか?フィリピンでは、海外の人間は40%以上の株を所有することができません。まれに、日本資本といっている学校がありますが、それ虚偽です。それは日本資本ではなく、日本出資です。

また、TESDAというフィリピンにおける教育関連の機関から貰う許可書も、フィリピ人を介せば誰でも取れます。TM1という講師資格については、フィリピンという汚職まみれの国の実情を知れば分かりますが、実態はひどいものです。本来であれば、128時間のBasic Competenciesと136時間のCore Competenciesを受講し、教育方針を示したドキュメントを作成した上で、模擬授業を含む面接を受ける必要があります。

しかし、これは表向きです。お金さえ払えば、受講は必要ない上に、ドキュメントは他の人のものをほぼコピーして一部変更するのみで問題なく、お金さえ積めば面接すら免除されます

つまり、語学学校は日本の教員免許のように錯覚させているだけで、実はただの紙切れなのです。だからこそ、フィリピンの語学学校には素人がたくさん紛れ込んでいるのです。また、フィリピン人の履歴書の偽造は日常茶飯事に行われており、これ自体も信用できません。フィリピン人が日本への技能実習のために許可を得る際、日本側で資料を徹底的に調査されるのはこのような理由があり、実際3ヶ月も時間を有します。これがフィリピンの実情なのです。

これ以上は、今回踏み込みませんが、詐欺まがいなことは語学留学ビジネスではどの国に対しても行われており、みなさんには慎重にことを進めて欲しいものです。そのことを踏まえた上で、自分の意志で持参する英語教材をしっかりと選定してください。

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2. 語学留学の目的を見失わないこと

Dont Lose Sight Of Purpose

語学留学である以上は、英語能力を伸ばすことが目的です。しかし、実際は観光などの他の目的も含まれることでしょう。ただ、フィリピンの場合は安価ですぐにこれる場所であるため、語学留学中は観光そのものを捨てるという選択肢もあると思います。

といっても、生活する以上はいろいろなものが必要となるでしょう。ただ、重要なことはあくまで語学留学(英語能力の向上)ということです。そのため、何よりも優先されるものは、やはり英語教材です。特に英語学習初心者にとっては、日本語の英語教材は生命線といってもいいほど重要なものです。

しかし、本というものは重くかさばるものです。そのため、荷物を少しでも軽くするために真っ先に英語教材減らすことを考える人がいますが、これは間違いです。

特に近年では便利になったこともあり、電子辞書や携帯端末(アプリ)に全て詰め込もうとする人がいます。これが、辞書だけであれば電子辞書やアプリを使って、コンパクトに軽くすることは良い選択といえます。しかし、最近の電子辞書やアプリには、他の英語教材も入っているもしくは入れることができるからといって、紙媒体を持参しないことは非常に危険です。

小さな画面で、勉強することはストレスになるだけでなく、非効率です。そんな中、IPadのような画面が大きなガジェットを持参することは、有効手段といえます。しかし、やはり紙媒体の方が優れている英語教材もたくさんあることは事実です。例えば英文法書などです。

そこで、英語教材ではなく、他の日常品を減らすことをおすすめします。フィリピンであれば、1年間を通して服装が変わるということはまずありません。雨季と乾季で変わるようなことを書いているサイトを目にしますが、そんなことはないのです。また、みなさんが思っている以上に日本企業はたくさんあります。ユニクロがあるので男性であれば、お金さえあれば何とかなります。また、ダイソーやanello、無印良品などもあります。そのため、お金で解決する場合は、最低限の荷物にしてできる限り英語教材を詰め込む方がいいのです。

日本と違い、英語教材を家に取りに帰ることはできません。使うかもしれないと思った英語教材は、できる限り詰め込むことこそが、正しい選択です。ただでさえ海外生活をする上で不安になるにもかかわらず、最大の目的である英語学習自体に不安を抱えることは避けたほうがよいでしょう。

フィリピンであれば、手ぶらで来て、生活必要品を現地で買い揃え、帰国前には捨てて帰るというぐらいの気持ちの方がいいでしょう。といっても、日本でしか手に入らないものがあることも事実ですから、キャリーケース2つに対して、半分を英語教材にするつまりで荷造りをしてみてはどうでしょう?つまり、20kg程度までは英語教材を詰めるということです。軽いものであれば、40冊くらい入るでしょう。もちろん、これだけの量を全て使いきることは先ずないでしょうが、いざ使いたいときにその英語教材が手元にないよりかは、はるかにましだと思います。