英語学習の効率化、知識の定着に持てる力をフル活用

英語学習の効率化、知識の定着に持てる力をフル活用

ブログ「DIY English」の制作者「大葉かむ」です。

英語学習を日々行っている人たちは、何を最終ゴールに見据えているのでしょうか?それは個人差があると思いますが、少なくとも受験勉強としての位置付けではないはずです。もちろん私もその1人で、英語を使ったコミュニケーションを目標に日々英語学習を頑張っています。

これを読まれている人が学生さんであったとしても、今のグローバル化が進んだご時世で、大学に入学してそこで英語学習が終了するということは、まずないはずです。なぜなら、日本企業が英語を話せる人材を求めている以上、英語のテストで点数が取れるだけの人材を必要とするはずがないからです。

今後、自動翻訳にAIやビッグデータなどを活用していくことでリアルタイム性が増し、将来は英語を勉強する必要がないという人がいますが、本当でしょうか?そんなことを言っている人をよく調べて見てください。その人たちは翻訳ソフトの開発に携わっている人たちか、英語が苦手な人たちばかりです。

彼らは、それで生計を立てていますし、英語をそれほど必要としない世代の人間です。そして、彼らはきっと気付いているはずです。翻訳ソフトが完成すると自分たち日本人がさらに追い詰められることを。しかし、その人たちにとっては他人事です。

日本語と韓国語は、英語とは文法(語順)がまったく違います。そのため、どんなにリアルタイム性が増したとして、1つの文章が完全に言い終えるまでは、翻訳することができません。そして、他の国は逐次翻訳(話しながら翻訳)ができます。そうなると日本人と韓国人だけが3~5秒のタイムラグを生む(反応が遅れる)ことになります。会議のような複数人で行われる会話において、このタイムラグは致命的です。つまり、翻訳ソフトが完成した暁には、日本人は会議に参加するために英語を流暢に話すことが今まで以上に求められるということです。

それに、自動翻訳を使っていては、得られないものもたくさんあります。なにより、本当に10年、20年後に完成する保証すらありません。日本では、2019年に新たなVISAを運用し、外国人労働者(介護ではフィリピン人)の雇用が始まっています。そんなものを待っていては、出遅れることは間違いないでしょう。

今は外国人が日本語を学習してから来日してくれていますが、若い世代も減少の一途を辿っており、これからどんどん外国人を雇用しなければいけない時代が来ることは明らかで、英語の需要は高まる一方です。そして、今や日本の優位性についても、衰退の一途を辿っています。このことからも、若い人たちは腹をくくって、英語学習に取り組むべきでしょう。

しかし、日本語は先ほども文法が違うといいましたが、英語とはかなりかけ離れた言語体系を取っていることは事実です。そのため、他国の人に比べて多くの時間を英語学習に費やさなければなりません。時間が有限である以上は、少しでも効率的に英語を理解することが今後ますます求められていくことでしょう。そこで、今回は参考として2つの方法を紹介します。
学問として多面性を持たせる
人間の持つ5感をフル活用する

Advertisement

1. 学問として多面性を持たせる

Multifaceted As Academic

英語を理解する上で欠かせないもの、それは英文法の知識です。これに意義を唱える人は、まずいないはずです。

そもそも、文法とは日本語を理解している私たちが日本語を介して英語理解するための道具なのです。そのため、日本語に特化した解釈となっています。

特に、日本の文化と英語圏の文化の違いによって生じる部分について、文法は大きな活躍をします。つまり、英文法を通して私たちは海外の文化に触れることができるのです。そのことを十分に理解することで、英語の理解度も飛躍的に向上します。

また、英語はパズルの組み合わせ問題のような構造を持っています。そのため、時制などにおいては、簡単な英単語を組み合わせて、選択しているに過ぎません。

そして、言語は言葉を用いてコミュニケーションを取る道具に過ぎません。そのため、いかにシンプルに短く、分かりやすく伝えるかという点で洗練されています。そして、英語がアルファベットで構成されているため、よく使用される英語は最初に作られたために文字数が短くなります。このような英語の特徴を捉えることで、私たちの記憶をサポートしてくれるのです。

また、日本語を元に英語を学ぶといいましたが、何も切り口を日本語だけに限定する必要はありません。結局、言語も人間が作り出したものに過ぎないからです。

そうなると、人工的なものはすべて英語学習をする上での切り口となります。なぜなら、人間の考えることなど一部の天才を除いて、いつも一緒だからです。

例えば、私の場合はプログラミング言語を理解しています。プログラムミング言語は、元をたどれば機械語と呼ばれる0と1のデジタル信号で成り立っています。しかし、機械語のままでは扱いが難しいため、アセンブリ言語、C言語と人間の言葉や考え方により近いものを作り上げていった歴史があります。もうお分かりだと思いますが、英文法とプログラミング言語には共通することが数多くあるのです。例えばif文やwhile文です。プログラムが分からない人でも、この言葉を聞いただけで想像がつくでしょう。

これは、プログラミング言語に限ったことではありません。数学もそうですし、物理だってそうです。他の学問には、多くの共通点があるはずです。専門書にはカタカナ英語として、多くの英単語も乗っているはずです。これを活用しない手はありません。

記憶の定着とは、ただ闇雲に覚えるものではなく、脳の記憶スペースに引き出しを設けて、その中に綺麗に整理して詰めていく作業です。そのスペースを生み出す上で、他の学問と関連性を持たせることが有効であることは言うまでもないことでしょう。

Advertisement

2. 人間の持つ5感をフル活用する

Utilizing Human Senses

英語とは長い時間をかけて、人間が上手に使いこなせるように洗練されてきたといいました。つまり、口にすぐなじむことを意味します。なぜなら、誰もわざわざ言いにくい言葉を作らないからです。

もちろん、私たち日本人は日本語を使うため、最初のうちは英語そのものになじめないかもしれません。しかし、それは慣れの部分が大きいと思います。

私たちが好きなアーティストの新曲を覚える際に最初は難しくても、しばらくするとうまく歌えるはずです。それは、何故かと考えてみてください。もし、歌詞カードだけを見て覚えろと言われたら難しくないでしょうか?音楽に乗せて口ずさむからこそ、短時間で覚えれると思いませんか?

英語は、日本語と違いリズムがあります。厳密には、日本語にも多少なりともリズムはありますが、英語と比べるとはっきりしません。つまり、抑揚が小さいということです。そして、この流れるような話し方が、逆に外国人には歌に聞こえる場合があるようです。

英語もリズムを覚えて口ずさめば、音楽のように口になじみます。そして、歌を歌っていて、歌詞を間違えれば気づくように英語にも同じ現象が起こります。つまり、この特性を利用すれば、記憶の定着を加速させることができるのです。

また、このことは口に限ったことではありません。目で見ることもそうです。よく見慣れた単語は、見た瞬間で意味が分かるはずです。つまり、形と意味、音の全てを1つのものとして脳が認識したということなのです。

手も使えます。別にノートに書き写すことをいっているわけではありません。もちろん、その方法も効果的です。みなさん、文法書に付箋をつけると思います。これも効果的な方法です。しかし、付箋を使わない人でも長年に渡って文法書を使っていると手垢や癖(割れ目)が付いてくるはずです。これは大きな財産だと思いませんか?それだけ汚れる、すぐに開けるということは、あなたが苦手としている部分であるからです。また、人によってはどの当たりに載っているかまで記憶してしまうでしょう。

人間の5感は私たちが思っているほどしっかりしたものではなく、いい加減です。そのため、それぞれが助け合い、協力しあって多くの仕事をこなしています。ですから、英語学習においてもこの5感をフルに活用することが望ましいのです。

もちろん、これ以外の人間の機能を使ってもかまいません。例えば、日々の記憶です。蒸し暑い日、大雨が降った日など、そのときどきの記憶と英語学習をリンクするのです。これも肌を通して気候を感知しているので5感といえるかもしれません。先生に怒られたとか、いいことがあったとかそうやって、いろいろなことと関連付けて覚えることは、先に書いたように記憶に引き出しを設けることに繋がります。これが、例え英語の引き出しでなかったとしても、一度引き出しに入ってしまった記憶は、鞍替え(引き出し替え)自体は容易に行えるので問題はないのです。

大事なことは、脳がその知識が重要であるものと認識し、記憶として確保しなければいけないということを教え込むことなのです。人間の脳というものは、いい加減な部分もありますが、素直なところもあります。

部屋を歩きながら単語を覚えると覚えやすい人もいるでしょう。これは、足裏に刺激をあたえることで、ガムを噛むように眠気を飛ばす効果があります。また、歩く行為が他の雑念を捨てさせ、英語教材にだけに目を向けさせることで、英語学習に集中するという効果も生みます。

向き不向きはどうあれ、飲み込みが早いという人は、決して他人より記憶力が優れているというわけではなく、自分自身を知り尽くし、自分の持てる力をフル活用するすべを知っているからなのです。みなさんも、自分自身と向き合って自分に合ったスタイルを見つけ出してください。そのためには、自分が持っている武器(知識)や自分の性格を見つめ直すのも1つの手かもしれません。