英語学習、慌てない秘訣は選ぶ勇気と捨てる勇気

英語学習、慌てない秘訣は選ぶ勇気と捨てる勇気

ブログ「DIY English」の制作者「大葉かむ」です。

英語学習の習慣が身に付くとこれまで見えなかったものが見えてくるものです。特に自分に足り部分が顕著に目の前に現れます。

英語学習初心者は、分からないところが分からない、つまり全てが分からない状態からスタートします。これは、他の学問においてもそうですから当然のことです。

しかし、ある程度の学習を継続しているうちに基礎的知識が定着し、これまで霧がかかった森の中を歩いていたような状態から突然視界が開けてきます。その世界の広さに驚かされる反面、興奮を覚えることでしょう。

ここで、英語学習初心者がおちいりやすい間違いが慌てるということです。これまでは、何も分からなかったこともあり、自分ができる学習自体に制限がかかっていたことで、基礎の基礎しか手をつけることができない、いわば選択肢がない状態だったはずです。

しかし、基礎知識を得たことで英語という世界の全貌が漠然としながらもある程度、はっきりと見えてしまうと今度は、その広い世界を旅したくなるものです。そして基礎ができあがった以上、どこから手をつけてもよいという状況になります。

この自由な選択こそが学習初心者を悩ませ、慌てさせる原因となります。世界が広いことを把握し、多くのことを学ばなければならないことを知る。そこまでは問題ありません。しかし、その上で学習の選択肢が自由に決めれるということは、これまで選択肢がなかった英語学習初心者を不安にさせ、闇雲に手当たり次第、いろいろなことに挑戦させるきっかけを作ってしまうのです。

当然ですが、英語学習は腰を据えて時間をかけ、一歩一歩知識を養っていく必要があります。慌てて、闇雲にいろいろな英語学習に取り組んだところで良い結果は得られないことは必然です。しかし、広い世界に突然放り出されて慌てない英語学習初心者の方が珍しいことでしょう。

やはり、英語学習初心者が慌てないためには、それなりの指標が必要なのです。そして、その指標を持つことで、英語学習が確かなものになるでしょう。

そこで、今回は「選ぶ勇気と捨てる勇気」という指標を示したいと思います。テーマは2つです。
何を持って基準とするのか?
選ぶ勇気と捨てる勇気とは?

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1. 何を持って基準とするのか?

What Should Be The Standard

人はなぜ、慌てるのでしょうか?それは、社会生活を行っていく上で、結果というものが求められるからです。慌てる状況というものは、例えば不足の自体が起こったときです。

しかし、もしこれが他人ごとであった場合に慌てますか?そんなことはありません。慌てる場合はいつも、結果がでない、もしくはできる可能性が極めて低い場合において、責任が自分自身に重く圧し掛かる恐れがあるからこそ、慌てるのです。

英語学習においても、結果を求めるあまりにその結果が達成されそうにないため、慌てるという状況が生まれます。しかし、冷静に考えて見てください。本来であれば、結果を求めるものは他人、そして結果を生むものが自分自身だからこそ、この構図ができるはずなのです。

英語学習において、結果は誰が求めているのでしょうか?そうです。あなた自身です。学習というものは、勉強と違い他人から何かを求められるものではありません。

しかし、ときとして人は価値観というものによって、擬似的な他人(求められる結果)を作り出します。例えば、受験勉強において、良い大学、高校に入学したいという目標(求められる結果)を掲げます。これは、自分自身によって掲げた目標のようで、実はそうでない部分もたぶんに含まれています。ひどい言い方をすれば、他人の目を気にする、俗にいう世間体です。または、親からのプレッシャーでしょう。

人間社会にいる以上、これはしかたがないことです。しかし、その感覚に捕らわれたまま長年過してきたことで、学習においても外乱(外からの力)を受ける、もしくは受けていると錯覚しているのです。

あくまで、目標(求められる結果)はあなた自身が掲げるものです。そして、一番の天敵は時間です。

時間という制約は、学生時代に常に受けてきたものです。やれ定期テストだ、やれ受験だといった世話しない日常だったことでしょう。もちろん、大人になり社会で働くようになってもこれは変わりません。今度は、納期などの時間的制約を受けるからです。しかし、学習は自分の意志で行っているものであるため、時間的制約を受ける必要はまったくないはずなのです。

この点を意識しなければなりません。特に1秒でも早くというような考えは捨てるべきです。日本人は全てに急ぎすぎです。無駄時間をなくすことに全神経を使いすぎなのです。

大切なことは時間ではなく、英語を使いこなすことにあるはずです。この気持ちを大切にしてあげることで、今自分にとってもっとも効果的で大切な英語学習が見えてくるはずです。

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2. 選ぶ勇気と捨てる勇気とは?

The Courage To Choose And The Courage To Throw Away

選ぶ勇気と捨てる勇気、これは本来であれば、たいへん難しいものです。しかし、英語学習においては、それほど難しいものではありません

さきほど説明しましたが、時間的制約を受けないからです。もちろん、英語学習が受験勉強であったり、昇給のためであったりする場合は、時間的制約を受けるかもしれません。

しかし、受験勉強は時間の範囲内でできるように試験範囲は決められていますし、昇給に関しても十分な時間が確保されているはずです。つまり無理な時間設定はされておらず、もし時間がないのであれば、それはまだまだ時間があるとあなた自身が怠け、残り時間を減らしてきた結果に他なりません。

さて、話を戻します。ここでいう捨てるとは、実際に捨てるわけではありません。今、そのことは置いておく、つまり選択肢からはずすということです。あえて捨てるという言葉を使った理由は、未練が残っては学習の妨げになるからです。では、いつまで捨てる(選択肢からはずす)かということになりますが、それは選んだものが必要なくなったときです。

おもちゃで例えると、大きなおもちゃ箱が与えられ、中にたくさんのおもちゃが入っています。しかし、その中から3つしか選べないという条件があります。そして、その3つに飽きて使わなくなったら、捨てるという選択肢しかない(おもちゃ箱に戻すことができない)と思って下さい。そうなると3つのおもちゃを真剣に選び、毎日毎日遊び、納得がいくまで遊びつくすでしょう。そして3つのおもちゃを捨てた後、次の3つをまた選ぶというわけです。

つまり、選ぶ勇気こそが実は(将来的に)捨てる勇気なのです。英語学習において、今もっとも自分に必要なものを選び出します。その数は1日にできる英語学習量だけです。つまり、英語教材を2つ多くても5つまでということになるでしょう。そして、その英語教材をやりつくした後にその英語教材には見向きもしまない状況を作り出すのです。そうすることで無駄なく英語学習が進められるからです。

もちろん、再度別の目的を持って、同じ教材に取り組む分には問題ありません。例えば、最初は文法として、次は瞬間英作文としてといった具合です。問題となることは、中途半端にさっとやってしまうことなのです。

選ぶ勇気とは、迷いなく今自分にもっとも必要とする英語教材を選ぶことです。そして、捨てる勇気とは次の選択がくるまで見向きもしないということです。つまり、これらは2つで1つの勇気であり、英語学習に迷わないために必要なことです。

さて、1つ注意すべき点があります。英語教材を選び集中すれば、英語学習初心者は迷うことなく、英語学習に取り込めるということなのですが、問題はその集中する部分にあります。

英語教材を選ぶことで、その教材にのみ集中できるわけですが、それと別に学習自体に集中できるかということです。この2つの集中は、同じ言葉でも意味が違います

学習自体の集中には、やはりモチベーションが重要だからです。そして、その1つの方法として、時間的制約が効果的であることは言うまでもありません。しかし先ほど、時間的制約を受ける必要はないといいました。これは慌てる要因になるからです。

時間的制約を設けることである程度の緊張感を持たせ上手くいく人もいれば、逆に自分を追い詰めてしまい上手くいかない人もいるということです。つまり、何事もどう使うかが大切ということです。

上手く使えない人は、それ以外にモチベーションを維持する方法を模索する必要があると思います。結局のところ、見方も敵も常に最後は自分自身ということなのです。その自分自身と上手く付き合っていくことこそが重要であり、今回の「選ぶ勇気と捨てる勇気」も自分を見つめ直す作業の一環ということになります

どちらにしろ、英語教材が絞られた以上、やるかやらないかの2択しかないのですから、後は自分自身をどう上手くコントロールすることができるかという問題になるでしょう。