嫌悪感を捨てろ!高校入試対策英語教材は知識の宝庫

嫌悪感を捨てろ!高校入試対策英語教材は知識の宝庫

ブログ「DIY English」の制作者「大葉かむ」です。

みなさん、受験勉強といえば誰もが嫌な思い出でがあるのではないでしょうか?そういった過去の苦い思い出もあり、英語学習者はなかなか入試対策の英語教材に手を伸ばそうとしない傾向があります。

しかし、入試問題というものは学生の能力を正確に測るために各学校の担当教員が一生懸命に考えて作り出したものであり、下手な教材よりよくできているのです。

英語においても、英語の担当教員がこれまでの教育経験を生かして作り上げたもので、学生のことを知りつくした人が作成しているだけあって、痛いところを突いてきます。

受験勉強であれば、嫌な思いになるところかもしれませんが、英語学習としてはこれほど作り込まれた英語教材は他にはないのはないでしょうか?

英語学習者が中学英語の学習を一通りやり終えた後は、やはり高校入試対策英語教材に取り組むことが重要です。それは、他の中学英語教材とは違うメリットを数多く含んでいるからに他なりません。

過去の嫌な思い出から生まれた嫌悪感は捨てて、心を新たに高校入試対策英語教材に取り組むことで、中学英語に対するコンプレックスを克服し、新たな自分を生み出しましょう。

そこで、今回は高校入試対策英語教材について、2つのテーマで説明したいと思います。
作り手からの視点で考える
解き手からの視点で考える

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1. 作り手からの視点で考える

Viewpoint Of A Creator

高校入試の問題を作る人には、どういったことが求められているのでしょうか?というのも入試問題作成者の立場にたって考えることで、高校入試対策教材のメリットが見えてくるからです。

大きな枠組みとしては、入試である以上、点数によって受験者の能力を見極めるという大きな目的があります。ここで、注意すべき点は入試問題作成者は2つのボーダーラインを設けなければならないことです。

みなさんも分かっていると思いますが、入試は1教科で合否を決定するわけにはいきません。いくつかの教科の試験結果を元に合否を判定します。もちろん、受験する学校や理系文系などによって点数配分は違います。それでも、受験生の中には数学が得意であったり、英語が得意であったりと個人差があるため、公平を規すためにバランスを考えて、それぞれの科目の問題の難易度を決めなければなりません。

このような理由から、入試問題作成者は、点数の低いと平均の人、平均の人と高い人の間にボーダーラインを設けるわけです。最初のボーダーラインは足きりと言われているもので、最低でもこの程度の点数は取って欲しいというものになります。なぜこのような足きりのためのボーダーラインが必要であるかというと入学後の教育に影響が出るからです。

極端な話、英語が0点で数学が100点を取った学生が優秀といえるかということです。正直、このような学生を合格させてしまうとこの後の英語の授業についていけないことは明白ですし、その後に控えている大学受験ともなると対応できるはずがありません。高校にとっては出口の大学進学こそが学校の評価に繋がるわけで、このような学生を入学させることはリスキーなため、排除するためにも足きりというボーダーラインが必要なのです。

もう1つは、先ほど説明したように各教科とのバランスを取るためのボーダーラインです。これは、目に見えてあるわけではなく、各担当が一般の平均学生であれば、80点程度取れるように問題を作成するといったようなものです。学校の教員は、定期テストにおいてもある程度平均点を設定して問題を作成しているはずです。これによって、常日頃から他の教科とのバランスを取っているわけです。

大学でもそうですが、赤点がクラスの半分も出た場合はクレームが出ることでしょう。逆にやさしすぎて平均点が90点以上を上回っても、今度は上位者から差がつかないということで不満がでると思います。

特に進学校にもなると定期試験などの結果は、推薦などの基準にもなりますから教員は神経を尖らせているはずです。近年ではモンスターペアレントなどの問題も抱えているわけで、なおさらでしょう。

重要な点は、この2つのボーダーラインを設けたことで、問題に緩急が自然と付くことです。それが、点取り問題と普通の問題、応用問題という3つに問題が区分されるということです。

点取り問題は、英語であれば覚えていれば取れる、知っていれば取れるといった問題や、基礎になる部分で誰もが必ず分かっていなければならない問題ということになります。

逆に応用問題は、単元ごとに理解しているだけでは対応できないものや、本当に応用といえるような高校英語に少し足を突っ込んだようなものになっていたります。

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2. 解き手からの視点で考える

Viewpoint Of A Solver

作り手の気持ちが分かったところで、次は高校入試対策英語教材をどのように生かすかということになります。さきほどの話を踏まえると高校入試問題の最大の利点は、「中学英語全体の問題をランダムにいろいろな形式で解くことができる」ということになるでしょう。

当然のことですが、定期テストのように授業で習った順番に問題が出題されることは、まずありません。また、長文の中に織り交ぜて出題されることもあるでしょう。

単元ごとに出題されるような一般的な英語教材では、同じパターンの問題が数多く並んでいるため、事前に問題が告知されているようなものですから、一気に難易度が落ち、すいすい問題が解けてしまいます。これは、一歩間違えると分かってもいないのに分かった気になってしまう危険性を孕んでいます

そこで、この問題を解決するためにも、高校入試対策英語教材に取り組む必要があるわけです。また、その3段階で成長することもできます。それが、
自分が本当に分かっているかどうか分かる
単元ごとに分かれていたものが少しずつ絡みつく
似たような部分が絡み合い、さらに理解を深めることができる
の3つです。

自分が本当に分かっているかどうか分かる
これまでの一般的な英語教材とは違い、ランダムで出題されます。それも、単元があっちに飛んだり、こっちに飛んだりするために、問題を予測することは不可能で、本当に理解していないと解けません

得る覚えでは到底太刀打ちできませんし、その問で何の英文法や語法を問われているかを予測する必要もあり、そのためには英文法や語法の全体を理解しておかなければなりません

この時点で、自分が分かっていた気になっていたところが浮き彫りにされることとなります。そして、ここで一度立ち止まって再度英文法書や単語帳を開き直して、復習することで英語能力を大幅に向上させることができるわけです。

単元ごとに分かれていたものが少しずつ絡みつく
これまでは、単元ごとに学習していたため、全体を把握していたとしても、それらは各々の単元という仕切りがある状態での理解となってしまっています。

しかし当たり前ですが、英文においてこれらの単元が仕切られて出てくることはなく、むしろ折り重なる状態であったり、入り混じった状態で出現することとなります。

そのため、それぞれの単元がどういった結びつきで使われているかを理解せざる終えない状況に持ち込まれるわけです。これにより、あなたの脳の中で、それぞれの単元が絡み合うこととなり、それぞれの立ち位置が明確化していきます。

そして、この単元同士の関係というものを理解するためには、やはり各単元の知識をさらに深めることが必要となるため、再度英文法書をひっくり返すこととなり、更なる知識の飛躍的成長が期待できます。

似たような部分が絡み合い、さらに理解を深めることができる
英語を単元ごとに学習する最大のデメリットは、出題頻度が分からないということです。定期テストは全ての範囲を理解しているかどうかを問うものであるため、満遍なく出題されます。しかし、実際の英文においては、よく使われる文法もあれば、まったく使われないものもあります。

そのため、勘所がつかめない状態で闇雲に解こうとすると最初のうちは誤訳が増えるわけです。例えば、使役動詞haveと完了形のhave、進行形と動名詞などの区別が付かないというものです。どういったときにそれぞれの用法が用いられるのかといったことや、それぞれの区別の仕方などを高校入試対策英語教材を通して学習することで、より実用的な英語を学ぶことができるのです。

また、これまでと同様に理解を高めるためには、やはり英文法書を熟読することを余儀なくされます。これまで、分からない単語があれば辞書を引いてきたように、分からない英文法があれば英文法書を引く癖が付くことは、高校入試対策英語教材に取り組むことで得られる1つの大きな習慣であり、成果となります。

このように多くの成果が得られる高校入試対策英語教材ですから、嫌悪感を持たずにどんどんチャレンジしてみてはいかがでしょうか?