モチベーションが大切、語彙力強化を通して持久力をつけよう

モチベーションが大切、語彙力強化を通して持久力をつけよう

ブログ「DIY English」の制作者「大葉かむ」です。

英語学習をされているみなさんは、英語の何の学習に取り組んでいるときが一番たいへんだと思いますか?私は英語を克服したことで、全ての英語学習が楽しく思えるようになりましたが、英語学習に苦痛が伴っている人は、世の中にまだまだたくさんいるのではないでしょうか?

私は苦痛自体はありませんが、英語学習には何をするにしても時間がかかるということは常々実感しています。しかし、それを乗り越えたときに英語能力が向上することも経験で得ているため、英語学習中に疑心暗鬼になることはまったくありません。

さて、英語学習初心者に焦点を当ててみると、多くの方が語彙力強化(ボキャビル)と英文法の学習を苦手に感じているのではないと思います。

とにかく英語学習初心者にとっては、英語学習を継続することが一番の問題であり、なかなか結果が表にでてこないボキャビルと理屈も込みで覚えることがたくさんある英文法の学習が悩みの種であり、最初の壁になっていることでしょう。

どちらの方が苦手かというと好みによるところが大きいとは思いますが、覚えることが得意な俗にいう文系の人であれば英文法、理論で物事を捉えたい私のような理系の人であればボキャビルが苦手な傾向にあるのではないでしょうか?

そこで今回は、ボキャビルにおけるモチベーションについて考えてみたいと思います。テーマは2つです。
ボキャビル作業におけるモチベーションの上げ方
とにかくやりきることが重要

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1. ボキャビル作業におけるモチベーションの上げ方

Raise Your Motivation With Building Vocabulary

ボキャビルを行う上で問題となる点は、結果がすぐにでないということにつきるでしょう。例えば、実用英語技能検定1級(英検)を1つのゴールと見立てた場合、合格に必要とされる語彙数は15000語となります。そう考えると100や200の語彙数が増えたところで、誤差の範囲であることは明らかです。

では、具体的にどの程度語威力を強化すれば、目に見えて変化を感じられるかということになりますが、これはレベルによります。8000語レベルくらい(英検準1級)までは1000語刻みで英語能力の向上を実感できますが、それ以降は頻出度が低い単語を強化しているため、1000語程度では実感できない場合が多いです。

また、1冊の単語帳を順々にやることで、1000~2000語ずつ語彙数が増えていくというのが一般的です。これらの単語を実用に耐えられるぐらいに暗記するためには、1冊あたり最低でも100時間程度の学習を必要とするため、1日2~3時間を単語の暗記に費やしたとしても、1~2ヶ月かかってしまいます。実際は、例文などを丁寧に紐解いたり、さらに周回を重ねるため、3~4ヶ月程度見込んでおくとよいでしょう。

そう考えるとかなりの長期戦となるため、どうやってモチベーションを維持するか、その方法を見つけ出すことが重要となってきます。

モチベーションを維持するためには、やはり結果が目に見えるということが一番効果的です。しかし、結果は暗記した後でなければ見ることができません。そのため、一冊をやり終えるまでただひたすらに暗記作業をしていては、挫折者が英語学習初心者を中心として相次ぐのは容易に想像できます。

そこで、始める前、暗記中、暗記後の3つの場面において、モチベーションを維持するもしくは上げる方法について考えてみましょう。具体的には
語威力を得たときに自分がどのように変わるかのビジョンを持つ
周回を重ねていく上で成長を実感する
語彙数チェックで手っ取り早く結果を見る
ということになります。

語威力を得たときに自分がどのように変わるかのビジョンを持つ
これは、ボキャビルをする人はみなさん、前もって実践されていることでいまさら言うことではないのですが、1点だけ注意があります。

それは、夢を見ないということです。よくありがちなことは、その単語帳が言っていることや評判を鵜呑みにしてしまうということです。良い評判というのは、全て誇張されていると思って間違いないでしょう。売るための宣伝なのですから当たり前です。

それらを信じてしまうと現実とのギャップで挫折する可能性があります。むしろ、批判を見て現実を確かめるくらいがちょうどいいのかもしれません。ここは、時間をかけて吟味し、過大な評価はやめることをおすすめします。

周回を重ねていく上で成長を実感する
単語を覚える際に何度も同じ単語帳を読み返すと思います。その際に、最初は精読として単語の用法や文法を確認されると思います。2周目以降も1周目で調べたことを忘れてしまったり、新たな発見に対して、再度調べ直すことでしょう。しかし、次第に調べることがなくなり、どんどん加速していくはずです。

このことを実感できれば、暗記過程であったとしても成長を実感することができます。成長を実感する確実な方法としては、1周するために有した時間を計測することです。もちろん、その際にはタイムアタックを狙ってはいけません。それは、暗記の作業がおろそかになるからです。あくまでモチベーション維持のための一工夫だと考えて下さい。

語彙数チェックで手っ取り早く結果を見る
暗記が終わった後は、英文法や多読など他の学習を通して、語彙数が増えたことを実感すると思いますが、それでは誤差を大きく含んでしまう上に、すぐに成果を実感することができません。

そこで、暗記が終わった後にまず最初に語彙数チェックをすることをおすすめします。インターネットにもこの手のサービスはたくさんあるため、利用すると良いでしょう。おすすめは、Test Your Vocab(http://testyourvocab.com/)です。

また、あまり頻繁にやると暗記作業の妨げになりますが、暗記中もモチベーション維持のために定期的に語彙数チェックをするという手もあります。もちろん、暗記作業の前にも語彙数チェックをしておくことで、暗記後に比較できることはいうまでもありませんね。

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2. とにかくやりきることが重要

Its Important To Do It Anyway

ボキャビルに限ったことではありませんが、自分に合わないと思って、すぐに英語教材を変えてしまう人がいます。しかし、これは最悪な手です。

最初の段階で、自分のレベルと大きくかけ離れた英語教材をチョイスしてしまい、教材を変える分には特に問題はありません。しかし、ある程度学習を行った後で英語教材を変えることは下策です。それが例え、自分のレベルにあっていないという理由であってもです。

なぜなら、ある程度学習を行ったということは、その期間学習に取り組めたわけですから、その英語教材が自分のレベルにあっていないはずがないからです。つまり、それが英語教材を変えたい本当の理由ではないはずなのです。たいていの場合は、もっと別の理由、例えば飽きたとかいつまで経っても終わらないから苦痛であるとかそういった部分に理由があるはずです。

しかし、それは非常に危険な選択です。なぜなら、英語教材を変えるとまた最初からやり直しということになり、新しい英語教材に取り掛かったところで、結局また同じところでつまづくからです。一言でいえば、負け癖がついてしまうということです。

負け癖がつくと、苦手意識が高まります。そして、最終的には嫌悪感を生み、挫折へと繋がります。なぜなら、最後まで英語教材をやり終えたときの達成感は何ものにも変えがたいほどすばらしいものあり、その達成感を一度も味わったことがないからです

これは、毎日8時間労働をさせられて、7時間働いたところで仕事を辞めてしまい、お金がもらえないという毎日繰り返すようなものです。つまり、ずっとご褒美をもらえない状態が続くわけで、この状態が楽しいと思う人が世の中にいるはずがありません。

実際は、英語教材を変えるという選択肢を取らずに、少し努力して継続すればやり切れるはずなのです。答えがある学問を勉強しているわけであり、英語学習に参考書を使っている以上、終わりは明確に見えており、そこに存在するはずです。

ただ、やりきるかやりきらないかで、これは本人が思っているほど大きな差ではなく、ちょっとの気持ちの持ちようで失敗にも成功にもなりえる紙一重の差なのです。

理由はどうあれ、英語教材を変えるということは、どんなに自分に言い訳をしたところで挫折を味わいます。しかしもかなり大きな挫折です。これが何度も繰り返すと自己嫌悪におちいる恐れすらあるわけです。

それに対して、少し努力してその英語教材をやりきれば、大きな達成感を味わうことができるのです。そして、その達成感を味わい続けることで、自信に繋がるだけでなく、努力は決して自分を裏切らないことを身をもって実感し、今後挫折しにくいメンタル作りにも繋がるのです。