英語学習の継続は絶対にあなたを裏切らない

英語学習の継続は絶対にあなたを裏切らない

ブログ「DIY English」の制作者「大葉かむ」です。

英語学習は、英語が言語であることから長期的な学習が求められます。また、今日覚えた単語がすぐ次の日に英語能力として反映されるかということ、まずありえません。しかし、半年、1年と英語学習を継続して単語を覚えていくと、自分の語彙力が向上したことを実感することができます。

学習において、何度も同じ問題に取り組むことで自分の知識にすることは、たいへん重要なプロセスですが、その学習は退屈であり苦痛を伴う場合があります。また、ときとしてその成果がなかなか現れないことも多々あります

特に英語学習においては、少し知識を得ただけでは能力全体の向上を実感することができず、どうしてもモチベーション維持が難しくなる傾向にあります。さらに、英語は単語や文法を覚えることだけが重要ではなく、それらを使いこなすことも重要です。そして、英語のリスニング能力や会話表現などといった多くの要素が求められるため、1つの要素に特化した学習では、全体の能力の底上げにはつながりません

かといって、満遍なくそれぞれの要素を少しずつ学習すると今度は大きな能力向上が見込めません。そのため、英語学習のプランニングはたいへん難しいものとなっています。特に英語学習初心者にとって結果がなかなか表に現れないことは、たいへん大きな苦痛を伴い、挫折の危険性を大きく孕むことになります。

そこで、今回は英語学習を継続することが、確実に英語能力の向上に繋がるかについて考えたいと思います。そして、納得した上で英語学習を継続し、それに見合った成果を得ましょう。

テーマは2つです。
3つの感覚に対しての共有
成果は必ず出るが停滞期に注意

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1. 3つの感覚に対しての共有

Sharing For Three Senses

そもそも、英語を長期的に学習しても成果がまったくでないということが起こりえるのでしょうか?その疑問を解決する以前に人間の感覚というものを考えなくてはいけません

日本語という言葉は、文章が省略されることが多々あります。これが、論文のようなものであれば、誰が読んでも同じイメージが持てるように(再現性があるように)丁寧に書かなければいけないのですが、日常ではそこまで意識して文章を書いたり、話したりすることはありません。これは、英語教材においても同じことが言えます。ただし、学校で使われている教科書については過度な表現がないため、信頼度は高いです。

例えば、「あの人、背が高いよね」という会話を交わした際に恐らく何も違和感がないはずです。しかし、この会話冷静に考えるとおかしな点があります。なぜなら、何を持って高いと言っているか分からないからです。

にもかかわらず、会話が成立している理由として、共通認識があるからです。この背の高い人物が日本人の男性であるとすると、身長は恐らく180cm~190cmくらいあるのではないかと思いませんか?それが共通認識です。日本人男性の身長平均は170cm程度です。これを日本人は漠然と共有しています。そのため、この会話に違和感を感じないのです。もし、その男性が170cm程度であれば、きっと「どこが高いの?」と不思議に思うと思います。また、200cmあれば「高い」ではなく、「すごく高い」と表現するのではないでしょうか?

ここで注意すべき点は、高さや幅、重さといったものについては、さほど共有認識に違いが生じないということです。しかし、時間という概念においては、この感覚が違ってきます

例えば、時間にルーズな人が1時間遅刻してきたときに、時間に厳しい人であれば「長く待たされた」と思うことでしょう。しかし、当の本人は「少し遅れた」と認識しているかもしれません。

また、難易度についても同様のことが言えます。頭が賢い人には簡単な問題でも、普通の人からみたら難しい問題など山ほどあるはずです。これらの感覚という違いは、英語学習教材において、巧に利用されています。もちろん、悪い意味でです。

世の中の商品において、どの商品も自社の製品がすばらしいということは必要以上に誇張すると思いますが、劣っているということを主張することはまずないでしょう。そのため英語教材においても、短期間、苦痛を伴わないといったフレーズが頻繁に使用されることは容易に想像が付くと思います。つまり、このような人間の感覚に依存する部分については、論文のようにあらかじめ、しっかりと自分の中で定義しておく必要があるということです。

具体的には、質、量、時間というものです。学校の定期テストのように、出題者(教員)がテスト範囲などを調整してくれるような状況でない以上は、全てを自分で設定しなければなりません。

例えば、毎日1時間の英語学習をしたとして、2週間学習を継続した際に、これを十分な学習時間と呼べるかとどうかということです。この基準には、さらに学習内容つまり質というものも重要になってきます。

この例では、合計で14時間学習したことになります。もし、学習内容が単語2000語覚えるという内容だったとしたら、これは十分な時間とは到底いえないでしょう。

ここで言いたいことは、英語における長期学習というものは、それぞれの学習内容によって必要とする時間が違ってくるということです。

例えば、一般的な単語帳であれば100時間を費やすといった指標を各自が持つ必要があるということです。文法問題集であれば、同じ問題集を7周解くといったような分量で決めても問題ありません。むしろ、時間よりも分量で決める方がダラダラ学習をしないため、質は保てると思います。

誰かの英語学習を参照する場合は、質、量、時間に重点を置き、その人と自分の感覚が共有できるところまで、読み解くことが重要です。その上で、その学習法をまねするか判断してください。さもなければ、上辺だけの簡単、短時間といった言葉に騙されると思います。そもそも、英語学習において簡単、短時間といった甘い言葉は、すべて詐欺用語と思ったほうがよいとは思いますが。

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2. 成果は必ず出るが停滞期に注意

Watch Out For Stagnation

さて、先ほどの感覚を持った上で、英語学習の長期継続を行った場合に成果は確実に得られるのでしょうか?答えは、Yesです。しかし、中には出ないという人がいるかもしれません。なぜなら、英語学習において停滞期というものが存在するからです。

しかし、これは間違いです。ダイエットを例にとってみましょう。太っている人がダイエットを始め、継続することに成功したとしましょう。最初は、目に見えて体重が減って行きますが、途中で減らなくなることがあります。ダイエットの停滞期です。

しかし、これはダイエットに失敗している、もしくはやり方が間違っているのでしょうか?違いますよね?ダイエットにおいて、運動をすることは最初は無駄な脂肪を燃焼することに多くエネルギーが使われます。しかし、途中で筋肉が付いてきます。筋肉は新陳代謝を高めることから、1日の消費カロリーを上げてくれます。つまり、筋肉の増加はダイエットに効果的ということになります。ただし、問題となる点として筋肉が脂肪より重いという点が上げられます。そのため、脂肪を燃焼しながら筋肉を増加する過程で体重が減らなかったり、場合によっては増えたりする現象が起こるわけです。これを勘違いした人は、ダイエットに失敗するわけですね。

英語学習においても停滞期というものは、実際は停滞しているわけではありません。これまで得る覚えであった単語が定着していく過程の段階であったり、文法が使いこなせるように問題数をこなしている段階であったりするわけです。しかし、それがスコアーとして表に現れない、つまりダイエットでいうところの体重になるわけです。

ここで冷静に考えてみて下さい。視点を変えて、筋肉量であれば体脂肪率を見れば分かりますよね。英語においても実は同様のことが言えます。別の見方をすれば、その成果は目に見えて分かるということです。

つまり、停滞期といっているものは、実際に停滞しているのではなく、普段みなさんが用いている英語資格(特にTOEIC)によるスコアーでは、その成長が評価できないということなのです。

そこで、停滞期においてどうしてもモチベーションが落ちるという人は、別のスケールを用意することで解決することができます。

例えば、多読や単語ゲームのアプリといった英語資格とはまったく関係ないものです。これらを使うことで、文法の理解度や語彙力の向上を確認することができると思います。もちろん、文法問題集などを活用してもかまいませんが、いつも同じ内容の教材では新鮮味がないので、気持ちを心機一転する上でも新たな教材に取り組む方がよいでしょう。

また、ゲームなどに抵抗がある人は、英語資格は受けるとしても普段受けないような英語資格にチャレンジしてみるのも良いかもしれませんね。