英語学習、視点を変えて梅雨を乗り切る

英語学習、視点を変えて梅雨を乗り切る

ブログ「DIY English」の制作者「大葉かむ」です。

1年で、日本人の多くが嫌だと思う時期といえば、雨が毎日のように降り続く梅雨ということになるでしょう。この時期は、気分も落ち込む気味で、外出も雨のため気分が乗らず、そのまま時が流れていき、気付けば何もしないまま、時だけが過ぎてしまうことはよくあることです。

日本での1年間を考えた場合、新年度の陽気な気分で始まり、すぐに大型連休であるGWが訪れ、そして梅雨という嫌な気持ちにさせる時期がやってきます。この激しい季節の変化にうまく対応できず、その場その場の雰囲気で意味もなく、ダラダラと過してしまうとあっという間に夏休みが訪れてしまい、半年を無駄に過してしまう可能性が高いことでしょう。

特に英語学習においては、この年度前半で勢いをつけてそのまま1年間を乗り切ることが、モチベーション維持の観点からいっても有効であることは、明らかなことです。ただでさえ、反復学習を余儀なくされる英語学習であるため、このような季節の影響によるダラダラとした生活は大敵です。

また、年度前半において、梅雨のみがネガティブな行事ともいえます。中には梅雨が好きな人もいるかもしれませんが、行動を制約されることは事実でしょう。

そういう私も実は、それほど梅雨が嫌いというわけではありません。しかし、雨で英語教材が濡れたりする恐れがあったり、腕周りが汗でべたべたするなど、物理的に英語学習に悪影響をあたえる部分については、やはり好きなはずがありません。

ただでさえ、雨で落ち込むこの時期に英学習でも落ち込むような活動をすることは、自ら挫折しやすい環境に身を置くことになるわけですから、賢い選択とは到底いえません。このような、気分的に落ち込む時期は、如何に自分をポジティブな思考に導けるかが、英語学習成功のカギとなるでしょう。

今回は、梅雨とどう向き合うかについて考えたいと思います。特に見落としがちな落とし穴やネガティブになりやすい環境をどう乗り越えていけばよいかについて、以下の2つのテーマで説明します。
無自覚から自覚へ
気になるなら意識を他へ

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1. 無自覚から自覚へ

From Unaware To Conscious

梅雨の時期において、一番危険を伴うことが無自覚な部分です。例えば、雨が降っているので、英語教材を買いに行く予定をキャンセルして、外出を控えるといった行動については、もちろんみなさんが自覚を持って行っている行動にあたります。

しかし、意識を集中しなければ、見落としがちな無自覚による時間のロスというものが、梅雨の時期は他の時期に比べて、かなり多く存在します。

まず、冷静に考えればすぐに分かることとして、外出前と帰宅後の時間です。細かいことをいうと、外出前に家を飛び出し、雨が降っていることに気がつき、傘を取りに家に戻るという行為をとることがたまにあるかと思います。

細かすぎると思うかもしれませんが、この時期この行動を何回とるでしょうか?例えば常に移動に車を使う人は、傘を車内に確保しておくだけで時間の節約なります。そこまでのことをしても、高々時間がしれていると思うかもしれませんが、こういった無自覚な時間のロスに考えを及ぼすこと自体に意味があるのです。

英語学習をするにあたって、社会人は特に隙間時間を大切に活用することが如何に重要であるかを自覚していると思います。それにもかかわらず、梅雨になるとこういった点がついついおそろかになりがちです。

そして、これに付随するように無自覚な無駄時間が発生します。それが準備です。まず、梅雨というジメジメした環境で、全ての行動が遅くなります。次に準備がいつもより増えます。さきほどの傘もその1つです。帰宅後も傘を広げて乾かすなどの作業が増えるでしょう。

このような無意識の無駄時間の中で、もっとも無駄な時間、それが窓の外を見る(天気を確認する)行動です。ちょっと、思い返してみてください。1年を通して、窓の外を頻繁に見る行為は、この時期に限った季節行事のような気がしませんか?

そして、この行為はタイムロスという問題よりも、英語学習に集中できていないということが、問題となります。頭の片隅のどこかに天気のことが気になっている証拠であり、これは火を見るよりも明らかなことです。

かといって、ふと気が付くと雨の音がするわけですから、天気のことを気しないという思考を作り出すこと自体、困難を極めます。

そこで、梅雨の時間は無駄な時間がいつもより多く発生することを自覚し、気が付いたときはその無断時間をなくす努力をすることで二次災害(無自覚の自覚化)を防ぎます。

次に、一時災害の防止として、集中力の向上を行うことが有効です。そのキーワードは、やはりポジティブな気持ちということになります。

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2. 気になるなら意識を他へ

Awareness To Others

まず、集中力を高める方法ですが、これは普段の学習でも言えることですが、時計を使って時間管理をするということです。

普段以上に、集中力が切れやすい時期ですから、時間によって自分がどれだけ集中できているかを意識(見える化)する方法が効果的です。ここで、注意すべき点があります。それは、普段の学習でも同じことがいえるのですが、「時計を意識しすぎない」ということです。

せっかく、雨を意識しないように気持ちを切り替えているにもかかわらず、今度は時計ばかりを見ていては同じことになります。この問題を避けるためには、まず事前の作業として「時間を目標にしない」ということが上げられます。

1日に3時間以上の英語学習をすることが効率的であることは事実なのですが、そのことを意識しすぎたあまり、時間単位で英語学習の計画を立ててしまう人がいます。また、これは学校や社会が時間単位で動いているため、無意識で行ってしまいがちなことですから、十分に注意する必要があります。そして、時間で区切ろうとするとどうしても時計を意識してしまいます。

この問題を対処するために、タイマーを使う人がいますが、これもたいへん危険な行為です。これは学校の授業と同じで、その時間だけ椅子に座っていれば良いという発想におちいりやすく、かえって集中していない学習となり、中身がない内容になってしまうからです。

ここでいう時間で区切らない目標設定とは、参考書や問題集のページなどで設定するということです。ある程度、英語学習を進めていくと自分が3時間という時間の中で、どれくらいの量の英語学習をこなせるかは把握できていると思います。そして、3時間は毎日の英語学習の最低目標設定時間にすぎないわけですから、別に4時間やったとしても一向に問題にはなりません。また、3時間以内で目標の英語学習を終えられたとしても、足りない分を新たに追加すれば済むだけの話となります。

次に、学習中に「時間を気にしない」方法ですが、これは素直に英語学習に集中すればすむ話となります。ただし、一点だけ注意すべき点として、視界の範囲、つまり正面に時計を置かないということが重要となります。場所は、横でも後ろでもかまいませんが、首を動かさなければいけない場所、もしくは引き出しの中のように人手間加えないと見えないという場所でもかまいません。

視界が捉えれているとふとした瞬間に意識が時計に持っていかれることがあります。しかし、大問を1つ集中して解いた後に時間を確認したいなどの場合も考えられると思いますので、首を回せばすぐに見える横辺りに設置すると一番よいと思います。

ここまでは、英語学習時における対応策でしたが、一番効果が高い方法は、梅雨以前の問題でとにかく集中する環境、つまり高いモチベーションを維持することが重要といえるでしょう。

しかし、普段からモチベーションの維持に努めているみなさんが、これ以上の対応策を出すことは容易ではないはずです。そこで、普段の英語学習ではやらないようなことを目標に掲げるといつもと違う変化もついて有効となります。

例えば、普段はあまりチャレンジしないような英語の資格に挑戦してみるという方法です。これでは、お金がかかってしまうとか、すでに受けれる資格を全て受けているという人もいることでしょう。

そこで、今度は集中力が切れやすいという状況を逆手にとって、成果が出やすいものに多く取り組むという手があります。例えば、語彙力強化(ボキャビル)のような英語学習です。普段もされているとは思いますが、普段やらないような1日という短い期間に目標を絞ってみるとおもしろいかもしれません。他にもTOEICなどでよく行われる10000問ノックに挑戦してみるのもよいかもしれません。日に日に達成した問題数が増えていくため、意識が解いた問題集に注がれると思います。

世の中には、いろいろと面白いことに取り組んでいる人がたくさんいます。梅雨のような気分が乗りにくいときは、そういった面白い取り組みにチャレンジしてみるのも1つの手ではないでしょうか?