英語資格、目標は高くそして真摯に取り組む

英語資格、目標は高くそして真摯に取り組む

ブログ「DIY English」の制作者「大葉かむ」です。

日本において、資格はその人の能力を証明する上で最も簡単な方法であり、信頼されるものです。しかし、それらの資格を取得している人の中で、個人の能力差にはバラつきが見られるのことも事実です。中には、資格そのものが実用性を伴っていない場合もあるでしょう。

日本国内で最も有名な英語の資格といえば、実用英語技能検定(英検)です。英語学習を行っている人は、一度は受験したことがあるのではないでしょうか?

英検は、受験者の英語能力を正確に測れるとまではいい切れませんが、実用性に重点を置き、日々改良がなされている優秀な資格であることは間違いありません。

しかし、どんなに優れた資格であったとしても、その資格に取り組む本人の姿勢が伴っていなければ、効果は低いものになってしまいます。英語の資格とうまく付き合うことで、私のように英語学習に活用しましょう。

そこで今回は、英語資格受験に取り組むにあたって、より効率的に英語学習に適用させるための方法について説明します。テーマは3つです。
目的を明確化する
英検は満点を目指す
常に英語4技能を意識する

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1. 目的を明確化する

Clarify Purpose

英語資格を受験する際に漠然と「合格する」という目標だけでは、英語学習の効率的な向上は望めません。なぜなら、英語資格は正解率によって合格が決定するからです。

例えば、英検5級であれば、60%程度の正解率で合格できます。逆を言えば40%もの問題を間違えてもよいことになります。また、マークシート部分による解答が大半を占めているため、運的要素(適当に塗りつぶしても点が取れてしまう要素)がかなり含まれています。

英語資格は、合格することが目的ではありません。大切なことは、あなた自身の英語能力を客観的に測定することです。では、何を客観的に測定するのでしょうか?

それこそが、あなたが英語資格を受験する前に設定しておかなければならない「目標」です。ここで気をつけることは、「目標」という点です。目標とは、さしあたって実現したい目の前の到達点です。この目標を定めるためには、目的が必要となります。

あなたが、今何のために英語学習を行っているのか、その目的が重要となるのです。そして、その目的を元に目標を定め、英語資格を受験するのです。

例えば、英語の本が読みたいのであれば、「読む」力が欲しいわけです。つまり、「聞く」力の重要度は低いということです。そして、普段の英語学習に通して「読む」力が付いたとき、その確認として英検を受験することを決めるわけです。もちろん、目標は読解力の部分に重点が置かれるはずです。

日本人は、英語資格に合格すると全て理解した感覚におちいりやすいですが、英語は言葉であり、日常生活で活用できて初めて意味を成す能力となります。

そのことを頭に入れて、しっかりした目的、目標を持って英語資格にチャレンジしましょう。そうしなければ、無駄な時間とお金を消費しているだけになってしまいます。

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2. 英検は満点を目指す

Aim For Perfect Score

さきほど、明確な目的と目標を持って英語資格を受験すべきといいましたが、英検5級から英検3級までは満点を取るつもりでいることが重要です。

一部矛盾するように思えるかもしれませんが、これには理由があります。英語学習を行っている人は、目的によって英語4技能(聞く、話す、読む、書く)の重要度はそれぞれ違うと思います。

しかし、多くの方が海外での日常生活で支障きたさない程度の「最低限の英語能力を持ちたい」と考えているはずです。その上で、「英語の映画を字幕なしで見たい」「海外のWebサイトをネットサーフィンしたい」「外国人の友達を作りたい」など、目的が上乗せされているのではないでしょうか?

ここで、「最低限の英語能力を持ちたい」という前提がある場合、中学英語(英検5級から3級)はたいへん重要な位置にあります。

なぜなら、中学英語は日常会話の大半を占めているだけでなく、高校英語の基礎となるからです。つまり、中学英語が曖昧では、みなさんの目的は愚か「最低限の英語能力を持ちたい」という目標ですら達成が困難だからです。

中学英語において、分からないという部分を残すことは、今後のみなさんの英語学習において、間違いなく支障をきたすことを意味します。

英検5級から3級の受験に際しては、満点を目標として英語学習に取り組みましょう。しかし、今の現状では短期間の学習で、満点を取ることが難しい可能性もあり得るでしょう。そのために、次の「常に英語4技能を意識する」を読んで下さい。

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3. 常に英語4技能を意識する

Conscious Of Four English Skills

満点が取れる状態まで、勉強していては時間がかかるだけではなく、モチベーションが落ちてしまう可能性があります。これは、英語学習そのものを止めてしまうことにつながるため、非常に危険な行為です。

そこで、満点を取れない状態で受験しても問題ない方法を説明します。それが、英語4技能を意識するということです。

まず、資格は何度でも受験することができます。そのため、最終目標が満点であれば問題ないのです。すでに説明しましたが、英語資格を受験する上で最も重要なことは、受ける前に目標を持つことです。そしてその結果を元に、自分の目標が達成できたかを見極めることができれば、それでよいのです。

そこで、今あなた自身が取り組んでいる英語学習が、英語4技能においてどれに該当するかを考えます。英語初心者であれば、恐らく単語か英文法、もしくはその両方かと思います。

そして、その分野において満点を目指せばよいのです。つまり、細分化はしたものの、満点を目指していることには変わりがなく、結果的に違いがないということです。屁理屈に聞こえるかもしれませんが、この考え方は重要です。

すでに説明しましたが、合格や正解率を目標にしてはいけません。なぜなら、「何となく分かった」「だいたい分かった」という状態におちいるからです。それに対して、細分化して満点を目指すということは、その分野において例えば単語であれば、「英検5級レベルの単語は全て覚えた」という結果が生み出されるため、あなた自身の明確な評価となるのです。この結果は、あなた自身に大きな自信を持たせることに繋がり、英語学習を継続する上でのモチベーションへと昇華されることにもなります。

なお、英検は問題用紙にメモを書き込むことができますので、必ず試験中にあなたの解答を書き込んでおきましょう。英語資格は受験することではなく、その後の結果で自分自身を見つめ直すことに意味があります

解答速報は受験後すぐに発表されますので、それを元に自分が間違ったところをチェックし、今後の英語学習に役立てください。これができなければ、受験に費やした時間もお金も無駄になります。

最後に1つ、分野ごとに満点を目指し、最終的に満点を目指してもよいということですが、絶対に満点を取るまで続けなければいけないというわけではありません。

重要なことは、満点を目指して英語学習に取り組むということです。満点を目指すということは、試験中に100%の力を出すわけですから、あなた自信が自分にウソをつくことができない状況を作り出すことができます。そして、英語資格の結果はあなた自身の分かっていない部分を的確に指摘してくれます。

あなた自身は100%で挑んだわけですから、「言い訳ができない=真摯に受け止める」という構図が生まれることとなり、これこそが満点を目指す意味となるのです。