PDCAがカギ!CEFRと英語上達完全マップに基づく英語学習法

PDCAがカギ!CEFRと英語上達完全マップに基づく英語学習法

ブログ「DIY English」の制作者「大葉かむ」です。

私は、37才まで何度も英語の克服のチャンスを伺っており、実際にチャレンジしたものの全てを打ち負かされてきました。その大きな理由が、自分自身が理系にもかかわらず、文系の人の勉強法を模範し続けたからに他なりません。そのため、心のどこかで納得しないまま、英語学習をしていたのかもしれません。

何事も自分自身にウソを付かない。これこそが、全てにおいての成功の秘訣かもしれません。もちろん、ここではそのような精神論を説明したいわけではありません。

ここでは、私自身が成功した学習法、つまり本部ブログのメインテーマとも言える「CEFRと英語上達完全マップに基づく英語学習法」について、説明したいと思います。2017年4月1日から、この記事を執筆している2019年9月11日現在まで英語学習を継続できていることからも信憑性はあるのではないでしょうか?

そこに行き着くまでの過程やこの勉強法の詳細については、他の記事で説明していますので、そちらを読んでいただければ、うれしい限りです。教材やそれぞれの教材に費やした学習時間も記載しており、ウソや誇張も一切ありません

では、今回のテーマですが以下の2つとなります。前半は難しいことを書いてますが、読み飛ばしていただいても結構です。理系の人間が御託を並べて理論武装しているもので、理系の人間の考えることはまったくもってよく分からないと感じるかもしれません。
PDCAとは
大葉かむの英語学習法マニュアル

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1. PDCAとは

About Pdca

PDCAが広く一般的に知られるようになってきましたが、実はあまりよく分かっていない人が多いと思います。PDCAとは、生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進めるための管理手法の1つです。つまり、本来は個人の英語学習に適用されるようなものではないのです。

しかし、英語学習の成果を1つの成果物(商品)と考えれば、PDCAを適用することができます。ここで注意すべき点は、PDCAは管理手法であるということです。つまり、成果物そのものを指しているわけではありません

では、成果物に重点を置いたものがあるのでしょうか?実は、日本の製造業は昔からQCDという成果物重視の運営を行っています。QCDとは、製造業において重要視すべき3つの要素のことで、それぞれ品質(Quality)・コスト(Cost)・納期(Delivery)を指します。つまり、企業であれば、品質管理部門、生産技術部門、製造部門を設置することで、パワーバランスを取り、よりよい商品を製造・開発するということです。

少し難しい話になりますので、ここは読み飛ばしてもらってかまいません。

品質は、さらに企画品質、設計品質、製造品質、使用品質の4 つに大別されます。商品企画段階において顧客の要求品質を定義し、設計段階にて販売、技術、原価を考慮し目標設定を行うわけです。そしてその後の製造段階で作業標準を設定し、製造するとともに顧客の要求する品質を考慮するのです。

品質には、「消費者の要求する品質が十分に満たされていることを保証するために生産者が行う体系的活動」として、品質保証(Quality Assurance)と「各部門における最適化から経営に近い視点でみる品質活動」として総合的品質管理(TQC:Total Quality Control、TQM:Total Quality Management)が必要となります。

コスト低減には、原価計算(Cost Accounting)と原価管理(Cost Control)が必要となります。また、原価計算を行うためには実際原価(Actual Cost)と標準原価(Standard Cost)の差異分析が必要で、原価積み上げ方式では限界があり戦略的原価企画などを適用する必要があります。

では、話を戻します。

QCDを英語学習に置き換えるとどうなるのでしょう?さきほどのような難しい話にはなりません。なぜなら、消費者も製造業者もあなた一人だからです。そうなると至ってシンプルな構造となり、以下となります。
品質管理部門:英語資格(外注:他力本願)
生産技術部門:英語教材(外注:他力本願)
製造部門:英語学習

自分自身の英語能力(品質)の保証は、英語資格(外注:他力本願)を使えばよいのです。英語能力を身に着けるための教育技術についても、他人が製作した英語教材を使えばよいので、こちらも外注という発想になります。つまり、無駄なことには労力を一切使わないで、その労力は全て英語教材を使った学習に費やし、定期的な英語資格受験によって英語能力の品質を保証すればよいということです。

では、その学習法はどうすればよいのかということになりますが、それがPDCAを使うということです。つまり、あなたの英語学習の管理手法として、PDCAを使うということです。

PDCAは、計画(Plan)・実行(Do)・評価(Check)・改善(Action)の頭文字を表していて、これらの4つのプロセスを一連のサイクルとして定常的に回し(スパイラル)管理する手法のことです。

Plan:目標を設定し、実現するための過程を設計する
Do:計画を実施し、パフォーマンスを測定する
Check:測定結果を評価し、結果を目的と比較することで分析する
Action:継続的改善・向上のために必要な措置(そち)を実施する

本来、企業であれば社員数も多く、プロジェクト管理が必要となります。その中で、米国プロジェクトマネージメント協会(PMI:Project Management Institute)が1987年に発行したプロジェクト管理に関する知識体系(Body of Knowledge)であるPMBOKというガイドが有名です。PMBOK は1996年に改定したPMBOK2000を経て、2004年にPMBOKガイド第3版に改編されています。

PMBOKの知識管理体系は、QCD管理の3つに加え、「スコープ管理」「組織・要員管理」「コミュニケーション管理」「リスク管理」「調達管理」「総合管理」の9つの知識エリアで構成されています.また、各エリアごとに、「立ち上げ」「計画」「実行」「監視・管理」「終結」の5つのプロセスを横軸に持ち、
「入力」「ツールと実践技法」「主力」の3つのパートとなるレイヤーを兼ね備えています。

個人では、ここまでする必要はありませんが、私の提案する学習法であればこれら結果的に全て網羅した形となります。なぜなら、私が適用する学習法は、PDCAを中心としてCEFRと英語上達完全マップを組み込むからです。つまり、CEFRがQCDの生産物チェックの役割を果たし、英語上達完全マップがPMBOKと同等の働きをするということです。

ここまでは、難しい話でしたが理解されなくても問題はありません。私のような理系で理屈屋さんの人には必要があるかもしれませんが、一般の人には、やり方さえ分かればよいのです。

次がPDCAについてのやり方となります。その前に、重要なことを1つだけ説明しておきます。それは、PDCAはCから始まるということです。名前はPDCAですが、実際の英語学習はCAPDの順番で行って下さい。

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2. 大葉かむの英語学習法マニュアル

Manual Of English Learning Method

まず、CEFRと英語上達完全マップについては、分からない方はこちらの記事をご覧ください。本ブログの主柱となっています。

では、いよいよ大葉かむの英語学習法、PDCAの開始です。内容自体は、シンプルです。英語学習者を混乱させても意味がないですし、何事もシンプルであるほうが間違いが起こりにくいです(Simple is Best)。

Check:測定結果を評価し、結果を目的と比較することで分析する
まずは、Checkとして英語資格の受験をおすすめします。特に英語の克服を目標としている人は、英検5級(実用英語技能検定5級)を受験することをおすすめします。

いまさら英検5級かと思う方は、大葉かむの学習履歴の記事を読んでいただければ納得すると思います。

英語に自信のある方は、次の資格表を参考に自分にあったレベルの英語資格を受験してください。もちろん、受験するタイミングは、対策をして後からでもかまいません。

本英語学習法の目的は、英語学習法に悩んでる無駄な時間を極力ゼロにしたいというもので、ガイドラインのようなものです。そのため、いくらでもアレンジは可能です。ただし、無駄な時間を極力ゼロにしたいという考えからきた学習法ですので、そのアレンジに時間さえかけなければという条件は付きます。

Qualification Guidelines
※1 旧TOEIC Bridgeで150点以上を獲得した場合に、TOEIC L&Rに移行することを「一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会」が推奨しています。
80以上とは平均であり、詳細については「TOEIC Bridge Listening & Readingスコア比較表」を用いて、旧TOEIC Bridgeで150点以上を獲得しているか確認してください。
TOEIC Bridge Listening & Readingスコア比較表、一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会
https://www.iibc-global.org/library/default/toeic/official_data/bridge_lr/bridgescore_comparison_list.pdf
※2 2019年6月より始まった資格のため、明確なTOEIC S&Wへの移行基準がまだ設置されていません。

資格の結果が出て初めてCheckの開始です。ほぼ、満点だった人は1つ資格のランク上げて、受験し直してください。下の方から資格を受けていくことは、すばらしい選択だと思います。それぐらい慎重な人の方が英語学習は成功しやすいです。

十分な点が取れなかった人は、スコアを元に次の表に当てはめてください。この状態、つまり自分の立ち位置(実力)を見つけることがCheckの目的です。なお、英検5級の不合格者、英検5級と4級の合格者、英検3級の不合格者はA0(NHK英語講座が独自に作成したもの)となります。

もし不合格だった人は、うぬぼれすぎです。最初に受ける英語資格は合格するものを受験しましょう。もう一度言いますが、あなたの英語能力の正確な立ち位置(実力)を知ることこそがCheckの目的です。変なプライドは捨てましょう。そのままでは、英語を克服することなく挫折することでしょう。

Self Assessment Grid Japanese
引用:「外国語教育Ⅱ 外国語の学習、教授、評価のためのヨーロッパ共通参照枠」、吉島 茂、大橋 理枝 他、朝日出版社(2004)
Cefr Nhk English Course Radio And Tv
引用:2019年度NHK英語講座レベル、NHK(2019)
https://eigoryoku.nhk-book.co.jp/assets/pdf/cefr.pdf

これで、Checkは終了です。簡単ですね。

Action:継続的改善・向上のために必要な措置(そち)を実施する
次に、Actionを行うわけですがこれもすぐできます。すでに対応表を作っています。Checkで分かった資格試験の結果から、英語能力で不足している部分(英語4技能)について、次の表から必要な学習を導き出して下さい

From Cefr To Complete Map

Plan:目標を設定し、実現するための過程を設計する
そして、いよいよ難所のPlanです。これについては、「英語上達完全マップ」を元にあなたにあった教材を自分自身で見つけるしかありません。しかし、安心してください。他の人を参考にすればよいのです。他の英語学習者が推奨する英語教材を次の表に当てはめて、問題なければ購入してください。

From Complete Map To Cefr

Do:計画を実施し、パフォーマンスを測定する
教材を使って、実際に英語学習(DO)をするだけです。問題は、モチベーションを日々、維持することです。もしよろしければ、他の記事を参考にしていただければありがたいです。

他の英語学習者の人たちを調べるのもよいでしょう。しかし、くれぐれも無駄な時間を多く使わないようにしてください。英語学習すること以外は、全て無駄な時間だという考えを持っていてください

この後は、目標であるPlanが完了するまで英語学習を継続し、終了した時点で英語資格を受験(Check)してください。つまり、最初に戻ってサイクルを回すということです。