海外出張、語学学校との付き合い方を熟考

海外出張、語学学校との付き合い方を熟考

ブログ「DIY English」の制作者「大葉かむ」です。

海外出張(フィリピン)というなの語学留学を始めた私ですが、事前準備と最初の滑り出しは上手くいきました。何よりも、出張期間を13ヶ月まで延長できたことが大きな成果だと思います。

海外生活も1ヶ月を過ぎると少しずつ慣れてくるもので、この時期が最初の危険な時期(気が緩む時期)といえます。最初は、英語が流暢に話せないことによるストレスも大きいもので、日本にいたときより毎日の疲れが溜まるため、生活リズムが崩れやすいものです。

気の緩みと疲れが重なると語学学校以外での自学自習を怠る人も数多く現れます。しかし、そのような人は学生であることが多く、私のような長年社会人として生きてきたものにとっては、たいした苦難ではありません。そもそも海外出張として、これほど有意義な時間を得たことは感謝すべきことであり、仕事でたびたび受けるプレシャーに比べれば、この程度はかわいいものでした。

今回は、ちょうど気が緩むころである海外生活1ヵ月後からのその後3ヶ月間にあたる2019年4月1日から2019年6月30日までを記事にしました。

記事を見る前に学習履歴を見てもらったほうが全体がつかめると思いますので、次に3ヶ月間の学習履歴を載せます。

20190630 Complete Map
【その他】
①CD BOOK はじめてのフィリピン語
2019年6月:55分 未完遂
②タガログ語
2019年6月:1時間50分 未完遂
③SPEAKING Dialogs for SIZ Kinds of Languages
2019年6月:1時間40分 未完遂

リスニング、英会話などの英語学習は、語学学校の授業を中心した生きた英語を学ぶための作業となります。そして、英文法や語彙力強化(ボキャビル)が基礎英語能力の向上のための作業となります。このように全体をバランスよく学習することが語学留学の成功の秘訣といえます。逆に帰国後にできることは、バッサリと捨てています。時間は有限なので、取捨選択は必要なことです。

ここで、その他にあるタガログ語について説明しておきます。タガログ語はフィリピンの首都、マニラ近郊で話されている言葉ですが、これがベースとなってフィリピン語(フィリピノ語)が形成されています。つまり、タガログ語≒フィリピン語ということになります。

私もせっかくフィリピンに来たので、長いスパン(帰国後も継続)でタガログ語を学ぼうと思いました。ただ、最初の時期ということで失敗したことがあります。それが、その辺にいるに一般のフィリピン人の話を鵜呑みにしたということです。彼らはタガログ語に限ったことではなく、英語もそうですが専門家でもないのに自信を持って説明したり、自己主張したりします。そして、その説明には間違ったことが多く含まれます。理由を尋ねてもフィリピンではこうなっている、自分自身がそんなことを聞いたことがないというような根拠のない説明をします。

私もフィリピン人にこの本はよくない、間違っているといわれたために、①のはじめてのフィリピン語を途中で止めてしまいました。また、日本で調べたときに日本語でかかれたフィリピン語の本は、間違いが多いという説明をネットで事前に見ていたことも、フィリピン人のいうことを信じた理由になります。この①の中は、しっかりと書かれている評価を得ていたので、そのときはショックでした。しかし、半年後に英語が堪能になり、タガログ語の文法から詳しく丁寧に勉強したところ、この本は間違ったことを書いていないことが分かりました。

フィリピン人は自分が知らないことは間違っていると言い、自分が正しいと自己主張する傾向にあります。タガログ語はそもそも英語やスペイン語が混ざっており、若い人がいうことは特に当てになりません。フィリピンでは専門家以外の意見は鵜呑みにしないことが重要です。時間を無駄にします。

ここでいう専門家とは英語であれば、英語関連の専攻で大学を卒業し、海外留学の経験がある人を言います。フィリピン人のものの考え方は日本の小学生と同程度であり、教員免許のような資格もありません。教育を職業とするための資格取得(TM1)がありますが、これは汚職にまみれたフィリピンでは、お金で買うことすらできてしまうのが現状です。また、履歴も詐称する人が多いので、しっかりとした目で相手の能力を見抜くことが大切です。

話しを戻し、今回は以下の3つのテーマで、この3ヶ月間の英語学習について説明したいと思います。
語学留学の活用法
早く初級レベルを脱する方法
上級者になるための早めの準備

Advertisement

1. 語学留学の活用法

How To Use Language Study Abroad

語学留学といえば、語学学校がメインといえます。私も海外出張中に語学学校(ESL)を利用して、英語能力の強化を行ないました。私が利用したESLは、大学が持つ語学学校で、一般の語学学校と違い自由度も高く、先生自信の英語能力も高いです。

フィリピン人はとてもやさしい性格をしており、かなりの世話好きです。そのため、日本人とは気が合いますが、相手に流されていると効率的に英語を学ぶことができないため、注意が必要です。これは、フィリピン人の性格の問題ではなく、むしろ日本人がおとなしいことによるものです。

フィリピンには、他の国からも多くの学生が訪れます。そして、みな大きな目標に向かって学習をしており、ハングリー精神も強いことから、自分たちの主張をはっきりします。そのため、私たち日本人が自分の意見をはっきり言わないと全てに満足していると勘違いされます。日常生活ならまだしも、英語の授業では絶対に自分の意見を述べるべきです。

特に日本人や韓国人は、しっかりと英文法や語彙力強化を行なってから語学留学に挑む傾向にあります。そのため、これらの無駄な授業に関しては省き、日本人がもっとも苦手とするリスニングに時間を割いてもらうべきなのです。

また、語学学校で全てがまかなえるわけではありません。語学学校の授業だけで全てがまかなえるのであれば、わざわざ海外にまで行く必要はなく、駅前留学で十分のはずです。

駅前留学にならないためにも、私たちは常に海外でしかできないことを意識する必要があります。そして、海外でしかできなことを通して、スラングに対応できる英語能力を身に着けるべきです。

いきなり、外国人の中に飛び込むのには勇気がいりますし、それに見合った英語能力が求められます。そのため、まずは自分ができることから始めるとよいでしょう。例えば、映画を見に行くとかカフェで自学自習をするといった手段です。

また、1年という長いまとまった期間があるので、旅行は積極的に行なうべきです。特に現地の知人からの誘いは断らずに参加しましょう。

Advertisement

2. 早く初級レベルを脱する方法

How To Get Out Of The Elementary Level

初めての海外生活はもちろんのこと、英語の学習となると周りに流されやすいものです。しかし、私は事前に帰国後までを視野に入れた英語学習を計画していたため、そのような海外の雰囲気に流されることもなく、効率的に英語学習することができました。

最初の初級レベルを終えるためには、数多くの英語に触れることが近道となります。重視すべきは、やはりリスニングです。日本人は、比較的基礎英語能力は高いです。それに対して、リスニングはまったくといってもいいほどしていません。そこで、動画配信サービスを利用することにしました。

動画配信サービスは、リスニング能力の向上だけではなく、日本のアニメなどを見れるために精神安定の面でも優秀といえます。大切なことは、時間を無駄にしないということです。

ただ、コンドミニアム(日本のアパート)でダラダラ過すのではなく、町に出かけたり、映画を見たりと外へ出てることも重要です。そして、夜の危ない時間帯に部屋で動画を見るなど、英語学習を中心とした自分にあった生活スタイルを早く確立させることが英語上達への近道となります。

ここで、注意すべき点があります。それは、リスニングやスピーキングに目が行き過ぎて、英文法がおろそかになることです。基礎能力としての英文法はしっかりしている日本人でも、それが実際に英会話に適用できているわけではありません。そのため、英文法を現地で復習することは、これまで知識として持っていた英語能力を英会話のレベルへと消化する役目を持っており、英会話の能力の向上に一役買います

大切なことは、これまでの努力を過信し、胡坐をかかないということです。語学留学という限られた時間をうまく有効活用することは、語学留学中の間は常に考えるようにしましょう。

Advertisement

3. 上級者になるための早めの準備

Preparation For Becoming An Expert

闇雲に毎日、英語学習をしていればそれだけで効率化がなされるほど、語学留学は甘くはありません。しっかり事前の準備をし、最適な英語学習を心掛けることが重要です

英語学習初心者で一番危惧されることが、脱初心者になった後のことです。英語学習初心者が語学留学をダラダラ過したとしても、半年後には中級者のレベルに達することができます。日本人は、英語の基礎能力がしっかりしているため、ここまでは簡単に到達できます。しかし、上級者になるとこれまでのアドバンテージ(基礎能力を有していること)がなくなり、一気に成長速度が低減します。そのため、ここで英語学習を止めてしまう人がいます。

このような状態にならないためにも、語学留学が始まった最初の段階から、地道な努力を積んでいくことが必要となります。中級者になってから準備を始めると出遅れることになるため、早め早めの取り掛かりが重要となります。英語学習初心者が語学留学中に上級者になることは、正直不可能に近いと思った方がよいでしょう。それは、時間という物理的な問題によるものです。特に語彙力不足を補うにあたって、1年では到底時間が足りません。しかし、少しでも早く取り掛かっておけば、帰国後の努力期間が短くて済みます。だからこそ、まとまった時間がある語学留学中に少しでも下準備をすることが有効な手段となるのです。

語彙力強化は日々の日課として、語学留学中であろうと日本国内にいようと行なうものです。ここでの下準備とは、英文法や精読といったものになります。

日本人にまず足りない能力がリスニングです。特にリスニングの強化は語学留学中にできるだけ向上させることが望ましいです。なぜなら、帰国すると英語に触れる機会(英語を話す機会)が極端に減ってしまうからです。

リスニングそのものは、語学学校の授業や日々の生活、旅行などでまかなえます。しかし、そのリスニング能力の向上を加速させるためには、やはり自学自習が必要となります。リスニング能力を向上させるためには、その基礎能力に該当するリーディング能力の向上が欠かせません。そこで、英文法と精読が重要となってくるのです。

この2つは、時間をかけてじっくり英文を読み解くための能力ですが、この能力が向上することで結果的に瞬発力にも影響を及ぼします。しかし、基礎部分にあたるこれらの英語学習は地味なためにおそろかにする人が数多くいるのが現状です。基礎の英語能力の向上は、毎日の努力が必要です。すぐには結果が出ないため、たいへんだと思いますが半年後1年後を見据えて、お互いに頑張りましょう。

私も、この後に上級者の壁にぶち当たることになります。しかし、私はしっかりとした目標を持って、日々の英語学習に取り組んだために、モチベーションを落とすことなく、乗り切ることに成功しました。このことについては、次の記事をご覧ください。