学習法構築、英語克服から生涯英語学習への昇華

学習法構築、英語克服から生涯英語学習への昇華

ブログ「DIY English」の制作者「大葉かむ」です。

私はこれまで、英語に対して苦手意識を持っていました。しかしそんな中、ついに英語を克服し、英語学習が楽しくてしかたがない状況にまで、自分を成長させることができました。英語克服の瞬間については、前の記事をご覧ください。

さて、英語を克服し、毎日の英語学習が楽しくなった私ですが、以前では想像もつかなかった方向へと舵を取ることとなりました。

そのきっかけとなったものが、「欲」といういかにも人間くさいものが原因です。しかし、英語克服という目先の目標から5年後、10年後を意識した目標への切り替えに繋げったことは、今後英語学習の向上を目指していく中で大きな一歩となりました。

そしてそれに伴い、生涯学習としての英語学習に対する長期計画の設置も行うことができました。それこそが私が考案した「CEFRと英語上達完全マップに基づく英語学習法」であり、この学習法によりその後の英語学習がぶれることなく、継続していく上でのモチベーションに繋がりました。今回は、この学習法が構築された2017年9月1日から2017年12月31日までの期間を記事にしました。

英語能力の向上を目指すという、ぶれない一点突破が完全に構築された瞬間であり、少しでも英語を克服しようという人の参考になればと思っています。

今回のテーマは、時系列順に以下となっています。
先を見据えて一歩踏み出したら、大股一歩だった
語学留学の成功について真剣に考えた
恐る恐る高校英語へと足を踏み入れた

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1. 先を見据えて一歩踏み出したら、大股一歩だった

One Step Was Big

人間とは欲深い生き物です。急に英語が楽しくなると、これまで目先のことだけに必死になっていたはずが、少し先の近未来まで考え始めるのです。

そうなると途端に英語学習にブレが生じます。しかし、今回に限っていえば、そのようなブレは生じることなく、これまでの挫折してきた経験とは違った未来を描くこととなります。

その大きな理由として、「毎日3時間の英語学習が習慣化」していたことと、「中学英語の重要性」を熟知していたことが上げられます。

そのため、英語学習に対する芯がしっかりしており、毎日十分な英語学習(中学英語)を行った上で、余力の時間を使って、5年後、10年後の自分を想像するというぶれない英語学習の習慣を維持できました。

また、先の未来を考えるということ自体は、決して無駄なことではありませんでした。2017年12月までの残された4ヶ月間は、迷走することとなり無駄が生じたものの、結果として、その後の英語学習の意義やモチベーションへと繋がることとなり、大きな意味を成したのです。

では、具体的にどのような未来を考えたかということですが、5年以内に海外へ行き、1年間を海外で過すというものです。

何を夢見がちなことを言い出すのかと思うかもしれませんが、これは決して夢見がちではなく、私の勤務先でそれが可能だったため、掲げた目標です。これまで、英語を苦手としていたので、そのような制度に対して眼中になかったのですが、自分を追い込むためにも「これだ!」と思い立ちました。

なお、近年ではグローバル化が進み、多くの職場でこのようなチャンスが増えたと思います。みなさんの職場にも、このような制度はあるかもしれないと思いますので、是非一度調べてみてはどうでしょうか?給料を貰いながら、海外で英語が勉強できるという機会があれば、それにはメリットしかないことでしょう。

さて、私の話に戻りますが、ここで予想外のことがおきます。私は、この時期に上司に進言したとしてても、4、5年はまたされるだろうという覚悟とそれまでに英語能力をじっくり向上させればよいという甘い考えを持っていたのですが、まさか「できるだけ早く行くように」と言われるとは思ってもいなかったのです。

そのため、この年度には申請が間に合わないということで、翌年に申請することになりました。この制度、絶対に海外に行けるという保証はなかったのですが、かなりの高確率で行くことができるというものであったため、早くて2019年度、遅くともその翌年度には行けるだろうと言われました。事実、2019年度にフィリピンに行くことになりました。

結果論ですが、海外に行くまで2年間の猶予もない状態に、自分を追い込んでしまったのです。しかし、この結果を前向きに捉えたことで、これまで以上にモチベーションを上げることになりました。また、英語学習に対する目標の焦点を「学校教育の英語学習」から「使える英語」へと切り替えることもできました

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2. 語学留学の成功について真剣に考えた

Serious About Success

2年後に仕事で、海外へ行く予定となったわけですが、私の頭の中では「人生初の語学留学」という状態でした。そして、「使える英語」に目標を切り替えたわけですが、もちろん簡単に英語が話せるようになるとは思っていませんでした。そこで、将来「使える英語」を身に着けるために、先を見据えた英語学習法を模索することとしました。

考えたことは、いたってシンプルです。
今後の自分に何が必要なのか?
どのような道をたどれば最短ルートで英語がしゃべれるのか?
ということです。

実は、中学英語の学習法については、この時点ですでに完結していました。単純なことです。中学英語教材を旺文社に絞り、もくもくとこなしながら、英検(実用英語技能検定)を受けるというものでした。


そのため、毎日淡々と中学英語の教材をこなしながら、空いた時間でその先を模索するという地面に足がしっかりと付いた状態を維持することができたのです。

では、「どのように模索したのか?」ということになりますが、2つの疑問が生まれました。
語学留学をしている人たちの中で、成功者と失敗者の違いは?
語学留学を成功で終えた人のその後はどうなったのか?

語学留学をしている人たちの成功者と失敗者の違いは?
成功者でよく言われていることがTOEICの点数アップなのですが、これには大きな疑問がありました。それは、「TOEIC=語学留学の結果」という構図には、必ずしもならないと考えたからです。特にこれらの記事については、語学学校が作成したもの多く、ビジネスの観点が含まれていることが容易に想像できたことも大きな要因です。

つまり一言でいうと、「英語ができる人は、TOEICで高スコアーを取る」という事実を元に、「TOEICスコアーが高得点の人は、英語ができる」ということを捏造したいという語学学校の思惑ということです。

そもそもここでいうTOEICとは、TOEIC L&Rであり、Listeningの部分は語学留学での英会話の影響が大きいと感じたものの、Readingについてはどちらかというと個人の努力の結果だと思いました。

そして、語学留学に行って海外の文化に触れることで、失敗者はいないという人もいました。でも、このようなことを言う人たちは、みなTOEICのスコアーが低く言い訳だと感じたのです。

また中には、TOEICスコアーが高いからといって、英語が話せるわけではないということをしきりに言う人がいました。しかし、これには嫌悪感を覚えました。なぜなら、TOEICスコアーが高得点である人が言うならまだしも、この話をしたがる人はたいてい低スコアーなのです。

つまり、「TOEICスコアーが高得点の人は、英語ができる人とは限らない」という事実を元に、「英語ができる人は、TOEICで高スコアーを取る」ということまで否定をすることで、自分を正当化したいのです。

このような極端な考えがある中で、私が行き着いた結論は、TOEICのスコアーではなく、CEFRによる評価でした。具体的にいうとCEFRおいて、「A2からB1」と「B2からC1」に大きな壁が存在し、そこを超えられるかどうかによって指標するというものです。

つまり、この壁を1つも超えることができなければ失敗、1つ超えることができれば成功、2つ超えれば大成功ということです。

もちろん、初めからC1以上のレベルで海外に行く人もいますが、当時英語学習初心者である私には、このレベルは指標になりません。また、2年間で英語4技能をB1以上にまで押し上げて海外に行くことも不可能だと思いました。そのため、英語学習初心者の成功について、さらに的を絞ることにしたのです。

英語がそこそこできる人が語学留学をした際に、すごく成長したと周りから言われる事例では、必ず1つ半山を越えていたのです。

1つ半山を越えるとは、英検準2級もしくは2級を取得した状態で語学留学に行き、一番下のクラスから最終的にB2とC1の境界線辺りまで上り詰めたという形のことです。そして、C1になれない理由が語彙力によるものであり、帰国後に時間をかけて語彙力を増やしたことで最終的にC1に達しているのです。

この事例は、すごく良いモデルケースになると思いました。そこで、私もこの形をゴールに定め、英語学習に取り組むことにしたのです。

語学留学を成功で終えた人のその後はどうなったのか?
正直にいうと、帰国後にTOEICを945点(C1)以上を目指した人以外は、宝の持ち腐れに思えました。事実、帰国後に英語を使う努力もせずに、どんどん能力が低下していき、ついには英語を使うこともない国内企業へ就職していくケースを多くみました。

それ対して、帰国後も英語能力に対する向上心がある人たちは、外国人と触れる機会を積極的に作ったり、定期的に海外旅行にも出かけていました。ネットで調べると、さらに上位の人は、最終的に海外でバリバリに働いていました。

このことから、TOEIC満点という目標は中間目標としてはすばらしいものですが、いざビジネスに絶え得るかといえば、決してそうでないことが分かったのです。

つまり、TOEICよりも上の目標を設定し、英語学習を進めて行くほうが、より効率的に学習が行えると思えたのです。ここで、自分の学習法を再度見つめ直すとともに、高校英語以上にも適用することができる英語学習法を模索することとしました。

そして、ついに英語上達完全マップと出会うことになります。正直に話すと、この方法はコツコツやれというあたり前のことしか、教えてくれません。しかし、全ての英語学習法が体系的に整理されており、私が考えた勉強法で抜けている部分を補うという大きな役目を果たしてくれたのです。

もちろん、この学習法は問題もたくさん抱えています。本自体が古いこともあり、私が重要視するCEFRの概念がないだけでなく、根性論が前面に出ており、システマティックなマネージメント部分が欠けていたのです。

そこで、英語上達完全マップを網羅する形で、「CEFRと英語上達完全マップに基づく英語学習法」を構築しました。詳細は、別の記事で説明していますので、そちらをご覧ください。

このようないきさつの元、勉強法が確立されたことで、今後英語の勉強法自体に悩むことがなくなりました。悩む点があるとしたら、自分のレベルにあった教材を見つけることと、英語学習の最短ルートを模索することだけでした。

しかし、CEFRと英語上達完全マップによって、学習する項目とレベルが細分化されたことで、以前に比べてその模索する時間や労力も1/10以下に激減しました

ただ、今までやったことがない分野、特に多読や英会話ではレベル設定を間違えたこともあり、見当違いな教材に手を出したあげく、即時撤退をしています。次の表は、2017年9月から2017年10月の学習の記録ですが、これを見ていただければ分かることでしょう。

20171031 Complete Map
【その他】
①高卒OLが独学でTOEICで800点取って英語がペラペラになった勉強法
2017年9月:19分、2017年10月:2時間59分 未完遂
②【完全ガイドシリーズ159】英語教材完全ガイド
2017年10月:1時34分 未完遂
③英語上達完全マップ-初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法
2017年10月:2時間2分 未完遂
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3. 恐る恐る高校英語へと足を踏み入れた

I Stepped In Fear

海外に行くまでの2年間で定めた目標は以下の2つです。
英検準2級に合格する
高校センター試験にある程度対応できるレベルに到達する

英検準2級に合格する
本当は、英検2級を目指したかったのですが、日程の関係上で資格の受験回数に制限がありました。そのため、5級から順番に受験していくと英検準2級の受験を終えた時点で時間切れとなるため、ここを目標としました。しかし、次の目標で結果的には英検2級相当の能力を目指すこととなりました。

高校センター試験にある程度対応できるレベルに到達する
具体的には、高校英文法の基本を理解することと語彙力を5000語程度まで上げるというものです。

海外の日常生活において、中学英文法のしっかりした知識と4000語程度の語彙力が必要であると考えました。しかし、帰国後にTOEICスコアー945点を目指すためには、高校英文法の知識と最低9000語の語彙力が必要であるため、準備期間の1年半と在外中の1年間で英語学習をすることを考慮して、このラインが目標となると判断しました。

そして、これまでの中学英語の学習に加えて、高校英語に取り組むための準備を開始する必要があると考えました。特に高校英文法を学習する前に、高校英文法書に書かれた例文が容易に読める程度に語彙力を高める必要性を感じていました。

実際に、高校英単語を覚えるにあたって使用した単語帳は、「百式英単語」です。他の単語帳は、大学受験対策のものが多く、レベルも高い上に語彙数が多かったため、回避しました。

この「百式英単語」も大学受験対策なのですが、重要度の高い単語に絞っている点と暗記方法が苦痛を伴わない方法であったため、最初の取っ掛かりとしての目標が達成できることもありベストな選択だったと今でも思っています。

また、TOEIC版もこの後暗記したのですが、結果的には2つの「百式英単語」を終えた時点でうる覚えながらも語彙数が4000語を超えることに成功しました。

なお、2017年11月から2017年12月の学習の記録は次のようになっています。

20171231 Complete Map
【その他】
①【完全ガイドシリーズ159】英語教材完全ガイド
2017年11月:46分、2017年12月:44分 未完遂
②英語上達完全マップ-初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法
2017年12月:9時間27分

この頃には、百式英単語も2ヶ月間継続しており、基本単語の部分が終わったことで、高校英文法書のForestに取り掛かろうとしている状況が記録からも分かります。

もちろん、この頃は中学英語も十分に使いこなせていない状況だったため、中学英語教材も大量にこなしています。また英検4級と5級を併願受験したため、英検の対策としてかなりの教材を大量に消化しています。

実際の英検受験は、翌年2018年1月21日となります。この後の3ヶ月は、TOEIC Bridgeの受験にも取り組み始める時期となりますが、そのことについては次の記事で書いています。